デザイン一新、音楽再生機能を搭載〜CLIE入門機「PEG-SJ33」ソニーはカジュアルCLIE「PEG-SJ30」の後継モデル「PEG-SJ33」を発表した。半透明のカバーが付いたスタイリッシュなデザインになり、音楽再生機能が標準搭載された
ソニーはCLIEのエントリーモデル「SJ」シリーズの新機種「PEG-SJ33」を2月8日から発売する。「PEG-SJ30」(2002年8月28日の記事参照)の後継機で、音楽再生機能を搭載、デザインも新しくなった。ボディカラーは「ルーセントブラック」「アズールブルー」「フレームオレンジ」の3色で価格はオープンプライス(市場予想価格は3万円弱)。
「SJ33」は、CLIEの入門機という位置づけの「SJ30」(2002年8月28日の記事参照)の後継モデル。ディスプレイが透けて見えるカバーを採用、ボディもスタイリッシュでより親しみやすいデザインになった。 CPUはDragonball VZ/66MHz、OSはPalm OS 4.1を搭載。サイズは厚みが5ミリほど増し、33グラム重くなった。 「SJ30」との大きな違いは、標準装備された音楽再生機能と通常利用で17日間の利用が可能になったバッテリーの持ち。音楽は10時間の連続再生が可能だ。
付属ソフトや内蔵ソフトは「PEG-T650C」(2002年5月29日の記事参照)とほぼ同等のものが搭載されるが、動画ソフトはgMovieに代わってKinoma PlayerとKinoma Producer(試用版)が採用され、電子ブックリーダ「PooK」や、ハイレゾ/FM音源対応ゲーム「Bejeweled!」も付属する。 既に販売されているメモリースティック型GPSモジュールやカメラモジュール、ゲームコントローラ、ミニキーボード、Bluetoothモジュール、通信アダプタ(「PEGA-CF61」)、クレードル(「PEGA-UC50/60」)などの周辺機器は「SJ-33」でも流用できる。
CESで初披露された「NZ90」(1月9日の記事参照)と(左)、半透明のカバーやボディデザインが新しい「SJ33」(右)。SJ33は、2月8日発売の「ルーセントブラック」のほかに2月22日発売の「アズールブルー」「フレームオレンジ」がラインアップされる
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