メガピクセル携帯続々〜ソニーエリクソン製が3月、続いてNも3月、高画素化が進むカメラ付き携帯電話市場に、初の100万画素カメラ内蔵携帯電話が投入されるもようだ。初登場となるのはソニーエリクソン端末で、秋口には200万画素対応の端末も登場するという
3月に、初の100万画素カメラ搭載携帯電話が登場する。カメラ付き携帯電話向けプリント端末「プリモード」(2月10日の記事参照)の発表会でNECモバイリング ソリューション企画部長の島田博輝氏が携帯カメラのメガピクセル化に言及した。 島田氏によれば、3月にはauのソニー・エリクソン モバイルコミュニケーションズ製端末が100万画素カメラを搭載するもよう。6月にはNECを含む3社が100万画素端末を投入予定で、秋口には200万画素カメラ搭載機が登場する見込みだという。 島田氏は携帯の高画素化が進むことで、同社の「プリモード」のように、携帯で撮影した写真を印刷するニーズが高まると見ている。 関連記事 ソニー、携帯向け100万画素CCD量産へ〜夏が目処 メガピクセル携帯に向けて、映像素子最大手が動き始めた。ソニーは100万画素程度のCCDを開発し、携帯カメラ市場に参入する 「今年のトレンドはメガピクセル」〜au技術本部長 夏くらいにはメガピクセルの携帯電話が登場するのではないか──。KDDIのau技術本部長が講演でこう話した。今年秋から少々サービスが始まる、高速なデータ通信ネットワーク、CDMA2000 1x EV-DOのパフォーマンスなども示された カメラ付き携帯、重視するのは“画素数” 携帯選びの決め手は、やはり“カメラ”。インフォプラントのC-NEWS調査によると、カメラ以外の機能を重視するユーザーはもはや4割しかいなかった。逆に、7割のユーザーが、カメラの“画素数”を重視している 100万画素の戦いへ〜ローム、携帯向けSXGAカメラを展示 ロームはCMOSを使った携帯向け130万画素カメラモジュールをCEATECで展示した。CCDカメラモジュールの開発を進めるシャープも、高画素化に意欲的だ 三洋電機、携帯カメラ向けCCD増産へ 三洋電機はカメラ付き携帯電話のCCDに増資を行い、現在月産100万個以上の生産量を、2004年春には500万個まで増産する。既に開発が完了しているVGAクラスのモジュールも随時市場投入する エプソン、「ACDT」で携帯向けカメラに参入 伸び盛りの携帯電話のカメラ部品にエプソンも参入。新型の「ACDT」センサを使い、2003年度中の量産を目指す デジカメ化する携帯電話 既に「カメラが付いているだけで売れる」時代は終わった。背面液晶の大型多色化、ライト、接写、バーコード読み取り、OCR、メモリカードの搭載……。と、カメラが引き金になって搭載された機能は数多い。しかし最終的に携帯のカメラがたどり着くのは、“デジカメ化”だ デジカメのライバルは携帯電話? この冬のカメラ付き端末は、画素数、カメラの個数、ライトの有無、バーコードリーダーなどさまざまな違いがあり、選ぶのに悩みそう。しかし100万画素オーバーの端末が出てきたとき、カメラ付き端末は新しいステージに上がるだろう [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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