PXA255搭載で31万画素CCDカメラを搭載〜新GENIO e登場東芝は、GENIO eシリーズの新モデルを発表した。31万画素CCDカメラ内蔵の「550C」と3冊分の辞書がバンドルされた「550GD」の2モデルで、いずれもIntelのPXA255が搭載されている
東芝は、GENIO eシリーズの新モデルを発表した。31万画素CCDカメラ内蔵の「GENIO e550C」と3冊分の辞書がバンドルされた「GENIO e550GD」の2モデルで、550GDは3月上旬、550Cは3月下旬に発売される。価格はオープンプライスで、東芝Web直販価格は550Cが7万4800円、550GDが6万9800円。
いずれもIntel製の最新アプリケーションプロセッサ、PXA255/400MHz(1月30日の記事参照)を搭載している。クロック周波数は400MHz/200MHz/100MHzに切り替え可能で、GENIOオリジナルのホームランチャ画面から設定を変更できる。
両モデルともディスプレイは4型の低温ポリシリコン液晶を搭載、128MバイトのRAMが内蔵される。拡張スロットは従来製品同様、ボディ上面にType II CFカードスロットとSD/IO対応のSDカードスロットが用意される。
550Cは、Pocket PCとしては初めて31万画素CCDカメラを内蔵した。レンズカバー付きのカメラは背面に設置され、カバーを開くためのレンズカバーオープンつまみも用意された。レンズの脇には暗い場所での撮影を補助する白色LED、本体の左側面にはシャッターボタンが搭載された。
レンズカバーを開けてシャッターボタンを押すと、撮影アプリ「GENIOショット」が起動し、撮影が可能になる。2倍/4倍のデジタルズームと9段階の明るさ調整に対応。640×480、320×240ピクセルサイズの画像撮影が可能で、保存先やライトのオン/オフ、ホワイトバランスの調整などが行える。
撮影した画像を「GENIOアルバム」に保存すれば、画像にコメントや手書き文字を入れて加工することも可能。アドレス帳への画像の貼り付けにも対応している。
カメラ以外の特徴はVoIP電話への対応。VoIP電話ソフト「Pocket Gphone」がバンドルされ、同梱のイヤホンマイクアダプタでイヤホンマイクを使えば、公衆無線LANエリアや会社、自宅などの無線LAN環境下でIPネットワーク経由での通話が行える(別途無線LANカードや無線LAN拡張ユニットが必要)。
「550GD」は、広辞苑/ジーニアス英和・和英辞書がバンドルされたモデル。本体メモリが128Mバイト搭載されているため、約70Mバイトの辞書を550GD内にまるまるインストールできる。
両モデル共通でバンドルされるのは、メール、Pocket IE、MSNメッセンジャー、Pocket Word、Pocket Excel、スケジュール、アドレス帳、Mindows Media Player 8.5、SD Audio Player、モバイルアトラス、GENIO-SPEECH、Easy Viewer for GENIO e、T-Time、JRトラベルナビゲータ、オリジナルホーム画面。 550GDのみにバンドルされるのは、Excel/Word/Power Pointのビューワソフト「ClearVue Offive」とPersonal Java対応の「i-navigator」「i-enabler」。 550Cのみにバンドルされるのは、英和/和英/国語辞書の「辞スパ」、SIP対応のVoIPソフト「Pocket Gphone」、カメラアプリ「GENIOショット」、アルバムソフト「GEIOアルバム」。 また、これまで発売された周辺機器のうち、1500mAhバッテリー付きの無線LAN拡張ユニット、1500mAhバッテリー付きPCカード拡張スロット、1500mAhのバッテリー拡張ユニットが流用可能だ。
関連リンク GENIO e製品ページ [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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