ノキア・ジャパン、日本での3G端末投入に意欲NOKIAのスタイリッシュな端末を日本で使える日が来るかもしれない。ノキア・ジャパンのHeikki Tenhunen社長は、NOKIA製3G端末の日本市場投入に前向きな姿勢を示した
ノキア・ジャパンのHeikki Tenhunen社長は、成田空港第1ターミナルに4月11日からオープンする「Nokia store」のお披露目の席で、同社の3G戦略について話した。 W-CDMA端末については「J-フォン、ドコモなど、世界中のオペレーターに端末を提供していきたい」と、3G端末の日本市場投入に前向きなコメントも。「オペレーターの要望があればすぐ提供できる」。 ノキア・ジャパンはJ-フォン向けにPDC端末を提供していた時期もあるが、日本は通信環境が独自のためOEM製品を投入していたという。W-CDMAでは仕様が共通化されるため、海外でリリースされているものと同等の端末を投入できるという。 既にJ-フォンの3G向けには(2002年12月3日の記事参照)、デュアル端末「Nokia 6650」(2002年9月27日の記事参照)の提供が決まっている。Heikki Tenhunen社長は、既に同製品はオペレータに納入されたといい、「6月までに(オペレータによっては)コンシューマーデリバリもある」と話した。
ノキア・ジャパンは2003年から2004年にかけて、ノキアブランドの日本での周知を図っていきたい考えだ。東京シティエア・ターミナル内に第1号店をオープンしたNokia storeでは、GSM端末の販売やレンタルのほかにも、ノキアグッズの販売や端末の展示を実施。4月11日には成田空港第1ターミナル内に第2号店を出展し、NOKIA端末の海外利用を促進し、国際ローミングについての理解をユーザーに深めう。 またグッズ販売や端末展示など「端末を見て触れる」スポットを旅行代理店やセレクトショップ、インテリアショップなどを中心に40カ所で展開。ファッションに敏感な層にNOKIA端末をアピールしている。 さらにテレビ東京のミニ情報番組「ホームタウンの奇跡」をスポンサードすることで4月3日から半年間、約1分枠のテレビコマーシャル内で国際ローミングの便利さや、GSM端末を紹介していくという。 ノキア・ジャパンでは「2003年−2004年において、『あなたの持っている携帯電話のブランドは何?』と聞いたときに『ノキア』と答えてもらえるような状態に持っていきたい」と話している。 関連記事 「Nokia Store」をひと足さきに体験 ノキア・ジャパンが6月28日にオープンする「Nokia Store」。GSM携帯電話のレンタルや販売、ノキアグッズの販売を行うショップとして東京シティ・エアターミナルに第1号店が誕生する。プレス向けの先行公開では海外向けノキア製の端末に触れることができた ノキア、チタンボディのGSM端末「8910i」を日本で発売 関連リンク ノキア・ジャパン Club NOKIA [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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