Mobile:NEWS 2003年4月10日 07:09 PM 更新

ノキア・ジャパン、日本での3G端末投入に意欲

NOKIAのスタイリッシュな端末を日本で使える日が来るかもしれない。ノキア・ジャパンのHeikki Tenhunen社長は、NOKIA製3G端末の日本市場投入に前向きな姿勢を示した

 ノキア・ジャパンのHeikki Tenhunen社長は、成田空港第1ターミナルに4月11日からオープンする「Nokia store」のお披露目の席で、同社の3G戦略について話した。

 W-CDMA端末については「J-フォン、ドコモなど、世界中のオペレーターに端末を提供していきたい」と、3G端末の日本市場投入に前向きなコメントも。「オペレーターの要望があればすぐ提供できる」。

 ノキア・ジャパンはJ-フォン向けにPDC端末を提供していた時期もあるが、日本は通信環境が独自のためOEM製品を投入していたという。W-CDMAでは仕様が共通化されるため、海外でリリースされているものと同等の端末を投入できるという。

 既にJ-フォンの3G向けには(2002年12月3日の記事参照)、デュアル端末「Nokia 6650」(2002年9月27日の記事参照)の提供が決まっている。Heikki Tenhunen社長は、既に同製品はオペレータに納入されたといい、「6月までに(オペレータによっては)コンシューマーデリバリもある」と話した。


成田空港第1ターミナル内に4月11日にオープンする「Nokia store」第2号店。ショップをアピールするHeikki Tenhunen社長


その手には、J-フォンの試験用に使っているという「Nokia 6650」が。試験はスムーズに進んでいるという

2003年〜2004年にかけてノキアブランドの周知を

 ノキア・ジャパンは2003年から2004年にかけて、ノキアブランドの日本での周知を図っていきたい考えだ。東京シティエア・ターミナル内に第1号店をオープンしたNokia storeでは、GSM端末の販売やレンタルのほかにも、ノキアグッズの販売や端末の展示を実施。4月11日には成田空港第1ターミナル内に第2号店を出展し、NOKIA端末の海外利用を促進し、国際ローミングについての理解をユーザーに深めう。

 またグッズ販売や端末展示など「端末を見て触れる」スポットを旅行代理店やセレクトショップ、インテリアショップなどを中心に40カ所で展開。ファッションに敏感な層にNOKIA端末をアピールしている。

 さらにテレビ東京のミニ情報番組「ホームタウンの奇跡」をスポンサードすることで4月3日から半年間、約1分枠のテレビコマーシャル内で国際ローミングの便利さや、GSM端末を紹介していくという。

 ノキア・ジャパンでは「2003年−2004年において、『あなたの持っている携帯電話のブランドは何?』と聞いたときに『ノキア』と答えてもらえるような状態に持っていきたい」と話している。



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[後藤祥子, ITmedia]

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