Mobile:NEWS 2003年4月22日 04:34 AM 更新

auの「A1302SA」徹底攻略(2/3)


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アドレス入力に少々難〜メール作成

 メール作成時は、アドレス入力に少々戸惑う部分も。新規作成を行い、決定を押していくと、メールアドレスの直接入力の画面になってしまう。

 普通メールの宛先は、(1)送信履歴や受信履歴(2)アドレス帳 から選べれば、ほぼ間に合う。アドレスを直接入力することはかなり少ないはずだ。A1302SAでは、新規作成を行ってしまった場合、直接入力画面で「subメニュー」ボタンを押して、アドレス帳引用や履歴引用を選ぶ必要がある。

 ちょっと面白いのが「一括送信」。メールを作成した後、「保存」を選び「送信待ち保存」を選択する。こうして貯めたメールをまとめて送信できる機能だ。「撮った写真10枚をまとめて送りたい」などといったときには、たいへん便利である。


メールを作成して「保存」を選ぶと「送信待ち保存」が選択できる。一括送信でまとめて送信できるほか、閉じた状態でもサイドキーの短押し、長押しで送信できる。一度に送信できるメール数は10件

メールアドレスとアドレスグループ〜振り分け条件

 メールの振り分け条件は、メールアドレス、ドメインとアドレス帳に登録されたグループが設定できる。メール件名で振り分けできないのは残念だ。

 登録は容易で、「アドレス詳細表示」から「振り分け登録」を選べばいい。同じ画面からメールサーバでフィルタリングする「拒否リスト登録」が行えるのは、au端末ならでは。

 メールのフォルダ移動も、複数のメールを選択して一括で移動できる。消去も複数選択でき、再振り分けも対応している。


メールを受信すると「Eメール受信あり」の画面が表示される。ここから決定キーを押していくだけで、本文を見ることができる。メインフォルダ以外に自動フォルダ振り分けしていても、フォーカスが自動で移動してくれるのは便利だ

文節予測も可能な文字変換

 文字入力は、基本を押さえたタイプ。「大文字/小文字」変換ボタンや、「逆トグル」ボタンを備え、メールボタンで「記号・絵文字」の一覧も表示できる。レスポンスもよく、気持ちよく入力できる。

 変換は、予測がメインのタイプ。文字を入力して下キーを押し、予測候補から選択する。通常変換の場合は左ソフトキーを押す必要がある。予測候補がない場合、自動的に通常変換に切り替わる。これは同じく予測変換を基本とする「A5302CA」にはない便利な点だ。

 予測候補はそれほど練られておらず、求める単語が予測されることはほとんどない。ただし、一度変換した単語は予測候補に登録されるため、使い込むうちに賢くなる。また、文節予測も可能。いったん入力した文章は、最初の1文字を打てば順に候補が表示される(ただし“てにおは”などの助詞は候補とならない)。


予測変換は今や当たり前の機能だが、予測候補が3つまで表示されるため使い勝手はいい。画面右は、メールで色付き文字を送れる「パステルメール」。ただしA1302SAのみでしか表示できない

写真・動画はサムネイル。動画撮影中のズームも可

 A1302SAのカメラは11万画素CCD。撮影サイズは静止画が132×176ピクセル、ムービーは96×80ピクセルの2種類だ。ズーム倍率は2倍程度だが、16段階のスムーズな切替が行える。接写切り替えスイッチは備えないが、かなり近づいてもピントが合う。

 「*」「#」でホワイトバランスの調整、左右で明るさ調整、上下でズームが設定できる。動画撮影中もズームが可能だ。

 フォルダはauの標準タイプ。「Myムービー」「Myフォト」では、サムネイル表示も可能。「ユーザーフォルダ」へは、複数ファイルをまとめて移動することもできる。


サムネイル表示は高速ではないが、ストレスがたまるほど遅くもない。サムネイルの状態で右ソフトキーを押すとメール添付も行える。ファイルの選択一括移動も可能だ

26万色相当TFTは本当にきれい

[斎藤健二, ITmedia]

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