アスペクト比【あすぺくとひ】アスペクト比(aspect ratio)とは、ディスプレイ、及びディスプレイに表示される画像などに用いられる縦横比のこと。日本のテレビはNTSC方式(National Television System Committee方式)に準拠しており、アスペクト比は4(横):3(縦)が用いられている。 この4:3のアスペクト比はPCのモニタやデジタルカメラの撮影画像のサイズとしても多く使われている。例えばPCの画面で見ると、VGAの解像度が640x480、SVGAが800x600、XGAが1024x768となっており、これらはいずれも4:3である。(※1280×1024は5:4) ハイビジョンテレビの誕生時には、人間の好む画面比率が4:3よりも横長の傾向、5:3ないし6:3程度にあることがわかり、さらに映画との互換性の点からアスペクト比は16:9となっている。また、写真の35ミリフィルムは、3:2のアスペクト比だ。これらの数字の並びからもわかるように、縦横比というより横縦比といった方が正確ではある。 ノートPCやPDAになるとさまざまなアスペクト比の製品が登場している。近頃は携帯電話でも使われてきたQVGA(用語)は、そもそもPalmなどのPDAで使われてきたサイズで、VGAの4分の1にあたる320×240の解像度を持っている。だが実際の携帯電話の画面では、実装上で横よりも縦が長くなり、解像度240x320となる。こちらも規格上QVGAであることに違いはないが、アスペクト比は3:4と逆転する。 関連リンク NHK テレビは進化する(ハイビジョン) [江戸川, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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