Mobile:NEWS 2003年9月29日 03:57 PM 更新

ドコモ、RFIDタグとiモードの連動サービスを試験運用

ドコモは六本木ヒルズで、RFIDタグと携帯電話を連動させた情報サービスの試行運用を開始する。11月1日から3カ月間実施される。

 NTTドコモは、RFIDタグとiモード端末を連動させた情報サービス「R-クリックサービス」の試行運用を行う。11月1日から2004年2月1日までの3カ月間、六本木ヒルズで実施される。

 ドコモは六本木ヒルズで、非接触ICカードやRFIDをiモード端末と連携させて、場所とユーザー属性に応じた情報を配信するシステムの構築を進めているが(3月4日の記事3月6日の記事参照)、今回試験運用が行われるのはRFID「R-クリック」と携帯電話を連携させる「R-クリックサービス」についての3サービス。

 期間中に提供されるのは、特定のエリアでR-クリックを押せば時間や場所、個人の属性に合わせた周辺情報がiモード端末にメールされる「ここだけクリック」、特定のプラズマディスプレイの前でR-クリックを押すと表示されるCM情報が端末にメール送信される「みてとるクリック」、六本木ヒルズ内を歩いていると自動的に周辺情報がメールされるプッシュ型サービス「ぶらっとキャッチ」の3つ。

 ドコモでは、試験運用のログデータやインタビュー、アンケートを元に、サービスの方向性や運用継続の是非も含めた検討を行うとしている。

 なお試験運用は六本木ヒルズのメンバーシップサービス「コミュニティパスポート」の会員を対象に行われる。モニターの申し込みは「http://r-click.jp」(10月1日オープン)から行える。



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[後藤祥子, ITmedia]

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