録画したテレビ番組をケータイで再生〜「A5404S」ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ端末「A5404S」は、130万画素CCDを搭載、メモリースティック録画対応のテレビやビデオレコーダーで撮ったコンテンツを携帯電話で再生できる。
録画した番組をケータイで見る──。これを実現したのがソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製端末の「A5404S」だ。
本体にはPro対応のメモリースティックDuoスロットを備える。ソニーが今秋にリリースする、メモリースティック録画対応のテレビ「ベガ」やビデオレコーダ「PEGA-VR100K」(11月発売予定、市場予想価格3万円前後)で録画した「モバイルムービー形式」のテレビ番組を携帯電話で再生可能だ。 MPEG-4準拠、音声フォーマットはAACというモバイルムービーは、メモリースティックのためのファイルフォーマットで、EZムービーとは異なる形式。端末内でのモバイルムービーの再生は、ソフトウェア処理で行われるという。再生時の解像度は176×144ピクセルでフレームレートは15fps。
録画は1分1Mバイトほどの容量になるため、付属の16MバイトメモリースティックDuoでも15分程度のコンテンツを閲覧可能。128MバイトのメモリースティックDuoを使えば最大2時間の番組を持ち歩いて見られる。 実際A5404Sで録画された番組を見てみると、音と雰囲気で分かるドラマなどはよさそうだが、文字が入ったニュースなどはちょっとつらい感もあった。しかし撮りだめてそのままになることが多い中、空いた時間に閲覧できる手段ができたのはやはり便利そうだ。
ダイヤルキー下部にアンテナを内蔵したボディは、光る着せ替えケータイ「A1101S」(2002年11月10日の記事参照)に似た雰囲気に似たクールなデザイン。着せ替えパネルやイルミネーションには対応していないが、ダウンロードによる着せ替えメニューは利用できる。
130万画素のCCDや撮影補助用ライトは、前モデルの「A5402S」のようなヒンジ部ではなく背面部にレイアウトされた。ガラスレンズの採用で安定した高画質撮影が可能で、白色4灯のフォトライトは、明るさが従来モデルの3倍になったという。 カメラは静止画で最大1280×960ピクセルのSXGA画像の撮影に対応。動画も、S(96×80ピクセル)、M(128×96ピクセル)、L(170×144ピクセル)サイズに加え、320×240ピクセルのLLムービー(10秒まで)の撮影が可能だ。S、Mサイズのムービーはそれぞれ60秒、40秒まで撮影でき、メールで送信したい部分を切り取って送信できる。 メインディスプレイにはQVGA対応の2.3インチTFT液晶、背面には1.1インチTFT液晶を搭載。前モデルでは高精細化されていなかったメニューも新モデルでは対応を果たした。1画面あたりの表示文字数はEメールで180文字、EZwebで225文字と増加し、文字入力時の変換候補も3行から5行に増えている。背面液晶は着ムービーに対応した。
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