メガピクセル搭載の「V401SH」、CEATECに早くもお目見え「J-SH010」の後継に位置づけられるボーダフォンの「V401SH」が、CEATECのシャープブースで早くも披露された。メガピクセルカメラやSDカードスロットを搭載するなど高機能化が進み、カメラ周りの使い勝手も向上している。
ボーダフォンへのブランド統一後に発表されたシャープ製の「V401SH」がCEATEC JAPAN 2003にお目見えした。 V401SHを型番ルール(9月25日の記事参照)で見ると、回線交換PDCのハイエンド端末にあたり、QVGA液晶搭載の「J-SH010」の後継に位置づけられる。 機能は大幅に強化され、ボーダフォンの非パケット対応端末としては初めて100万画素CCDを搭載。SDカードスロットも付いているため、メール送信できなくてもPCに取り込んだり、キオスク端末でプリントしたりといった楽しみ方が可能だ。
V401SHは、左ソフトキーの長押しとダイヤルキー「1」の長押しがカメラ起動に割り当てられ、メニューをたどらずにカメラを立ち上げられるようになった。起動後の操作もダイヤルキーで行えるのは便利。「2」が壁紙サイズ、「3」がデジタルカメラモード、「4」がアクションスナップ、「5」がバーコード読み取りなどで、こちらもメニューを呼び出すことなく切り替えが可能だ。
端末の多機能化が進む中、必要最低限の機能だけを使いたいユーザーのために搭載されたのが「イージーメニュー」。フル機能を大きな文字で表示させる「拡大メニュー」もあるなど、メニューの見易さにも配慮されている。
文字入力では、絵文字の連続入力に対応。最後に使ったそれぞれ20個の記号や絵文字が自動登録される機能も便利だ。
V401SHでは、待ち受け時に数字を入力すると、次の操作に続くと予想される機能の候補が出てくる。 例えば10月8日を意味する「1008」を押すと、右ソフトキーでスケジュール、左ソフトキーでアラームにアクセスでき、メインディスプレイ上には発信やマネー積算メモ、メモリダイヤル登録など「1008」が使われるであろう機能が一覧表示される。ここでスケジュールを押せばカレンダーが立ち上がり、予定の確認や入力が可能だ。スケジュール入力だけでなく、確認のため任意の日時を呼び出すのにも便利だ。
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