Mobile:NEWS 2003年10月7日 00:22 AM 更新

メガピクセル搭載の「V401SH」、CEATECに早くもお目見え

「J-SH010」の後継に位置づけられるボーダフォンの「V401SH」が、CEATECのシャープブースで早くも披露された。メガピクセルカメラやSDカードスロットを搭載するなど高機能化が進み、カメラ周りの使い勝手も向上している。

 ボーダフォンへのブランド統一後に発表されたシャープ製の「V401SH」がCEATEC JAPAN 2003にお目見えした。

 V401SHを型番ルール(9月25日の記事参照)で見ると、回線交換PDCのハイエンド端末にあたり、QVGA液晶搭載の「J-SH010」の後継に位置づけられる。

 機能は大幅に強化され、ボーダフォンの非パケット対応端末としては初めて100万画素CCDを搭載。SDカードスロットも付いているため、メール送信できなくてもPCに取り込んだり、キオスク端末でプリントしたりといった楽しみ方が可能だ。


カラフルな4色が揃うV401SH


端末の右サイドにマクロ切り替えスイッチやSDカードスロットが付いている。なお製品にSDカードは付属しない

カメラの使い勝手が向上

 V401SHは、左ソフトキーの長押しとダイヤルキー「1」の長押しがカメラ起動に割り当てられ、メニューをたどらずにカメラを立ち上げられるようになった。起動後の操作もダイヤルキーで行えるのは便利。「2」が壁紙サイズ、「3」がデジタルカメラモード、「4」がアクションスナップ、「5」がバーコード読み取りなどで、こちらもメニューを呼び出すことなく切り替えが可能だ。


左ソフトキーの長押しがカメラ起動に対応。カメラは25連写も可能だ。背面液晶は1インチ6万5536色表示のGFカラー液晶(64×96ピクセル)


V401SHで撮影可能な静止画のサイズ

大きな文字での表示に対応、スケジュールも使いやすく

 端末の多機能化が進む中、必要最低限の機能だけを使いたいユーザーのために搭載されたのが「イージーメニュー」。フル機能を大きな文字で表示させる「拡大メニュー」もあるなど、メニューの見易さにも配慮されている。


「イージーメニュー」(左)、拡大メニュー(中・右)は、標準の4倍の大きさで文字が表示される

 文字入力では、絵文字の連続入力に対応。最後に使ったそれぞれ20個の記号や絵文字が自動登録される機能も便利だ。


絵文字や記号を入力すると、最後に使ったものがそれぞれ20個登録される。登録されたものは、文字入力時に「*」を押すと絵文字、「#」を押すと記号が入力候補として表示される

数字を押せば、スケジュールや電卓、メモリダイヤル登録に

 V401SHでは、待ち受け時に数字を入力すると、次の操作に続くと予想される機能の候補が出てくる。

 例えば10月8日を意味する「1008」を押すと、右ソフトキーでスケジュール、左ソフトキーでアラームにアクセスでき、メインディスプレイ上には発信やマネー積算メモ、メモリダイヤル登録など「1008」が使われるであろう機能が一覧表示される。ここでスケジュールを押せばカレンダーが立ち上がり、予定の確認や入力が可能だ。スケジュール入力だけでなく、確認のため任意の日時を呼び出すのにも便利だ。


左は「1008」と入力した場合。スケジュールやアラーム以外に、発信やマネー積算メモ、メモリダイヤル登録などの候補が出てくる。対応したボタンを押せば、それぞれの機能にアクセス可能だ。「1645」は日付としてあり得ないため、スケジュールは表示されなかった




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[後藤祥子, ITmedia]

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