ポスターを撮ってWebにアクセス〜ドコモが参考出展ポスターをケータイカメラで撮影するだけで、簡単にWebアクセス──。電子透かしとケータイカメラを使ったシステムをドコモが参考出展した。
ケータイカメラでポスターを撮影するだけで、その店の情報を入手できる──。CEATECのドコモブースに、こんなシステムが参考出展されている。 これは、NTTサイバーソリューション研究所が開発した電子透かしとカメラ付き携帯電話のiアプリを連携させたシステム。 ポスターに埋め込まれた電子透かしを、iアプリから起動させたカメラで撮影すると、その画像がサーバに送信される。サーバ側では送られた写真の電子透かしを解析、透かし情報に基づいたURLをiアプリに送り返す仕組みだ。
似たようなことはQRコードなどでも可能だが、電子透かしにはいくつかの優位点がある。 一つは印刷物のイメージを損なわない点。二次元バーコードがいくつも紙面に並んでいるよりは、目立たない形で埋め込むことができる。 もう一つは対応端末。電子透かしの場合、カメラ起動に対応したiアプリが動く端末なら、読み取り用のiアプリをダウンロードすることで利用できる。一方のQRコード読み取りは、対応した端末でしか使えないのが現状だ。 このシステムは、ドコモとサイバーソリューション研究所、NTTデータの3社がビジネス化を検討中。今年度中には実証実験を行い、商用化を目指す。 関連記事 特集:CEATEC JAPAN 2003 アジア最大級となる映像、情報、通信の複合展示会「CEATEC JAPAN 2003」が10月7日、幕張メッセで開幕した。今年は、国内外の667社/団体が出展。IT/電子分野における最先端技術、製品の展示が行われている。 [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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