「パケ割!」特許はどこまで有効かメディアドゥが、携帯電話のパケット代削減サービスについて特許を取得。特許の範囲はどこまでなのか、また同社は特許をどう利用していく構想なのか。
メディアドゥが、携帯電話のパケット代削減サービスについての特許を取得したことが話題を呼んでいる。中継サーバを経由してデータを圧縮し、無線通信部分のパケット量を減らす手法は各社が採っており、特許の影響も気になるところだ。 「今回の特許はビジネスモデル特許。圧縮サーバを経由して“何がどれだけ安くなったか”を表示する部分が特許として認められた」と、同社代表取締役の藤田恭嗣氏は説明する。 「パケ割!」に限らず、多くのパケ代削減サービスは、どのくらい安くなったかを表示することで、ユーザーにお得感を示している。メディアドゥの特許は、「中継サーバに削減実績を蓄積した時点で抵触する」ため、これまで“パケ代削減率”の高さを特徴としてきた業者は、ビジネスモデルの再構築を迫られることになる。 逆に、「(削減数や削減率を)表示しない、という形であれば、特許に抵触しない」(藤田氏)。 藤田氏は「類似サービスを行っている業者と特許で争うつもりはない。会員の共有など、何らかの提携をしたい」と話している。
関連記事 メディアドゥの「パケ割!」が特許取得 メディアドゥは10月22日、同社の携帯電話向けパケット通信料削減サービス「パケ割!」が特許を取得したと発表した。 あなたのパケット、半額にします ユニコシステムは6月12日、パケット料金を半額にできるシステム「パケットセーバー」を開発したと発表した。 内蔵を超える、Java版ブラウザ登場 パケット代金削減、かつ大幅に高速化──。“パケ死”に悩むiモードユーザーに、ありがたい味方が登場した。Javaで作られていながら、その性能は内蔵ブラウザを凌ぐ。「F505i」や「SO505i」ユーザーには特にお勧めだ。 パケ割!が無料サイトとして再出発 iモードのパケット代削減サイト「パケ割!」が無料化された。iモードユーザーはパケ割!を使うことで、勝手サイトであれば平均35%のパケット代を削減できるという。 iモードのパケット料金を最大6割削減する「パケ割」 フィフティフォーは2月9日、iモードのパケット料金を1割から6割、平均で2割削減するサービス、「パケ割」を3月初旬に開始すると発表した。 関連リンク パケ割! メディアドゥ [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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