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2003年11月17日 10:53 PM 更新
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DICON2003のオマケ
韓国でいま、流行のモバイルゲームを遊んでみた
先週は「DICON2003」会場から、韓国コンテンツ事情をお届けした。ところで、現地で流行のモバイルゲームとやらを、ちょこっと試してみたので、その様子も追加レポートしよう。
韓国・ソウルでは、どのようなモバイルゲームが流行っているのか? 先週開催された、デジタルコンテンツの総合展示会「DICON2003」にて、実際のゲームを少しだけ遊ぶことができた。そこで、この様子を追加リポートしよう。
既にお伝えしたとおり、DICON2003のメインテーマは「モバイルコンテンツ」だった。会場には携帯電話が並べられ、実際にいくつか試すことができるようになっていた。記者としても興味をもって、ちょこちょこ携帯電話をいじっていた。
会場内の様子
こちらは、ギャルの衣装を着せ替える「パズルゲーム」。とにかく連続して、素早く着せ替えると高得点らしい。なんだかよく分からない……
で、いくつか見ていると、ブースの説明員がおもむろに「This is the best game!」と言って、一つのゲームを取り出した。どうやら、そのコンテンツプロバイダが提供する中で、一番人気のゲームらしい。画面を見ると、マッチ棒のような貧相なキャラが、なんともシンプルな背景の中でピョコピョコ動いている。
これが人気No.1ゲーム? 失礼だが、あまり面白そうではない
操作方法を聞くと、「一つのボタンを押すだけ」という。どうやら、タイミングよくボタンを押して、障害物をかわすゲームのようだ。
それにしても、簡単かつ平易なゲーム。こんなののどこが楽しいのか、マッタク韓国人の考えることは分からん……と思っていると、やおら画面がスクロール、いや、“回転”した!
画面が90度回転した。相変わらずジャンプを続けるのだが、携帯電話を横向きに持ち替えなければならない
どうやらこのゲーム、一定期間ごとに画面が回転し、それに合わせて携帯電話をも回転させなければならないらしい。しばらく続けると、さらに90度回転して、携帯を上下さかさまに持たねばならなくなった。なかなか、おもしろい趣向といえるだろう。
このゲームの名前は「NOM」という。説明員いわく、「多い日は5000アクセスが集まる」とのことだった。やはり、かの国でもモバイルゲームは、10代〜30代に楽しまれているのだそうだ。
ちなみに韓国の携帯電話は、全体的に小さい印象。写真右の端末など、とても携帯電話とは思えない小ささだ
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[杉浦正武, ITmedia]
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