カシオと日立、携帯電話の共同開発へ〜合弁会社設立カシオ計算機と日立製作所は、CDMA技術をベースにした携帯電話の共同開発と合弁会社の設立で合意した。新会社は2004年をめどに設立予定。
カシオ計算機と日立製作所は11月18日、CDMA技術をベースにした携帯電話を共同開発することで合意、2004年をめどに合弁会社を設立する。 合弁会社は資本金30億円で、出資比率はカシオが51%、日立が49%の予定。代表者については社長をカシオから、副社長を日立から推薦予定としている。 新会社は開発や設計、資材調達を担当、製品の販売は両社それぞれが「CASIO」「HITACHI」ブランドで行う。製造は山形カシオ、東海テックに委託予定。 両社は携帯電話の開発効率の向上と事業の安定化、海外ビジネスの強化を目的に協力関係を構築。国内外に向けて競争力のある端末を提供したい考え。 これまで携帯電話の共同開発については、2001年8月にNECと松下電気(2001年8月21日の記事参照)、2002年3月に東芝と三菱が(2002年3月13日の記事参照)、それぞれ3G端末の開発で提携を結んでいる。 関連記事 3G携帯のNEC・松下連合――目指すは世界市場 NECと松下が第3世代携帯事業での提携を正式発表した。今回の提携の裏には、開発のコスト削減・期間短縮を図って、現時点で一人勝ちのノキアを追撃、世界シェアを拡大するという狙いがある。発表に臨んだNECの西垣社長は、これで「ノキアを頭一つリードした」と強気だった。 「携帯分野のWintelを目指す」──東芝と三菱、3G携帯で開発提携 東芝と三菱電機は、第3世代携帯電話の開発について提携する。端末の開発にあたり、人的、技術的リソースを互いに補完するとし、次世代携帯電話のデファクトスタンダードを目指す。 関連リンク カシオ計算機 [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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