ケータイカメラ画質研究ラボ
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レンズが中央部に大きくあってアクセントになっているデザインが面白い。レンズ回りのタイヤのような黒い部分はゴムで机の上などに置いたときレンズを傷つけないようになっている |
ひとつは液晶モニタを裏返した状態で横向きで使うもの。この場合は側面にあるシャッターボタンを使う。いわば「デジカメスタイル」である。
もうひとつは普通にモニタを開いた状態でカメラを向こうに向けて使う。いうなれば「カメラ付きケータイスタイル」だろう。
3番目は液晶モニタを開いた状態で裏返して使う。「自分撮りスタイル」である。2番目と3番目はモニタが裏返っているかどうかの違いだけで、同じだ。
ほかにも90度だけ開いて真横を撮ることもできるが、それは考えないで、デジカメモードとカメラ付ケータイモードについてのみ見ていくことにする。
AF付128万画素カメラを使う
P505iSには、1/3.6インチサイズの128万画素CCDが使われている。いわゆる130万画素CCDと思っていい。得られる解像度も960×1280ピクセルと130万画素カメラと同じだ。
そしてなんといっても注目すべきは、オートフォーカス(AF)機能が付いていること。それに伴って少々ややこしい作業が必要になる。
まず「メールボタン」を押す。するとAF機構が働く。AFアイコンが紫になるとAF機構動作中で、それが緑の○になるとAF完了。赤い×がつくとAF失敗。失敗したときはちょっと角度を変えたりしてやり直すとうまくいったりする。いったん決定したAFは15秒間ロックされるので、その間に中央の◎ボタンでシャッターを押せばOKというわけだ。いつもの調子でAF決定をせずに◎ボタンを押すとピンボケ写真になったりするので注意だ。
これをうまく使えば、円形から近接距離(5センチ)までピントが合う。フォーカス設定で「接写」か「遠景」にしておけば失敗は少なくなるしAFにかかる時間も節約できるが、普段は「オート」にしておくのがいいだろう。
[荻窪圭, ITmedia]
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