番号ポータビリティ始まったら……「利用したい」トップはauインフォプラントの調査によると、番号ポータビリティの認知度は45.2%。利用意向のあるユーザーは67.5%だった。サービスが始まった際に「利用したいキャリア」は、auがトップだった。
総務省の研究会も始まり(11月25日の記事参照)、導入についての検討が始まっている番号ポータビリティ。実現すれば、現在の電話番号を変えずにキャリアを乗り換えられるわけだが、ユーザーは“どこへ乗り換えたい”のだろうか。 インフォプラントとケータイBEST誌(ソフトバンク・パブリッシング刊)が行った調査によると、乗り換えたいキャリアトップはauだった。
全体の約4割がauへの乗り換えを希望。ドコモユーザーの43.9%、ツーカーユーザーの54.5%がauを希望している。ボーダフォンユーザーだけは、ドコモへの乗り換えを38.8%が望んでおりトップ 同じ調査で現在利用しているキャリアの満足度を聞いたところ、「満足」「やや満足」と答えた割合が最も高かったのもauで69.3%。逆に、「やや不満」「不満」と答えた割合が高かったのはドコモで21.8%だった。 番号ポータビリティ実施時の“乗り換えたいキャリア”は、この満足度を如実に反映しているともいえる。
なお、番号ポータビリティ導入が検討されていることを「知っている」ユーザーは、全体の45.2%だった。また、番号ポータビリティが導入されたら「利用したい」が30.8%、「できれば利用したい」が36.7%だった。 今回の調査はインターネット上のクローズド調査。10月21日から22日、男女1000名に対して行われた。 関連記事 メールアドレスのポータビリティはどうなった? 携帯の電話番号が引き継げるのなら、メールアドレスはどうなのか? キャリア、有識者といった総務省の研究会に集まったメンバーたちの意見は、「まだ時期尚早。番号ポータビリティとは切り離すべき」というものだ。 迷走する日本の番号ポータビリティ 番号ポータビリティを巡る議論が活発化してきた。しかし利用者全体のメリットを考える総務省や各有識者に対して、携帯キャリアの多くは目前のコストや、顕在化しているユーザーニーズに関する意見に終始。すれ違う議論はどこへ向かうのか。 雑誌「ケータイ BEST」、C-NEWSと携帯消費者動向をリサーチ 生活者情報のマーケティングデータサービス「C-NEWS」を運営するインフォプラントと、ソフトバンクパブリッシングの携帯電話情報誌「ケータイ BEST」は共同で、携帯電話市場における消費者動向のリサーチを開始する。 関連リンク インフォプラント [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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