Mobile:NEWS 2003年12月2日 07:36 PM 更新

ナイトショット【ないとしょっと】


 ナイトショットは、ビデオカメラやデジタルカメラなどで、光源のほとんどないような夜間の撮影を可能にする機能のこと。子供の寝顔や夜行性動物といった暗所での撮影時、フラッシュが使えない場合に用いる。多くの場合、ソニーのビデオカメラなどに搭載される赤外線を使った夜間撮影機能の意味で用いられるが、ナイトショットモードとしてパナソニックのカメラ付き携帯電話でも使われている。

 まず、赤外線を使ったナイトショットについて触れておこう。ビデオカメラやデジタルカメラに用いられる受光素子のCCDは、もともと広い波長に対応しており、太陽光の赤外線に対しても感度を持っている。しかし非可視光線である赤外線が色の再現性に影響してしまうので、通常は赤外線カットフィルタを光学系に用いて、可視光線のみが通過するように設計されている。

 赤外線撮影では、このCCDの特性を逆に利用する。つまり赤外線カットフィルタを外し、シャッター速度を遅くすることで、暗闇での撮影を可能にしているのだ。動作としてはまず、カメラ側からから撮影の対象物に赤外線を照射する。その赤外線の反射をカメラのCCDがとらえ、光源が全くなくても画像として再現できる。このとき肉眼では見えないものが撮影できるが、全体的に緑がかったグレースケール画像となり、正しい色では表現されない。

 ソニーからナイトショット機能を搭載したビデオカメラが発売された際、昼間にこの機能を用いると衣服が透けて写る可能性のあることが分かり、製品の回収や販売中止となる騒ぎがあった。現在のナイトショットは暗所専用に調整され、一定の光量を超える条件で撮影を行うと、画像が白とびするようになっている。ちなみにソニーでは、昼間にナイトショットを使うと、機器が故障する原因になるとアナウンスしている。

 携帯電話におけるナイトショットモードは赤外線撮影とは無縁で、CCDの感度を上げて、夜景や暗い室内などでの撮影を可能にするもの。全く光源のないところでは何も写らない。なおナイトショットモードでの撮影では、感度を上げるためにシャッター速度が遅くなっているので、手ぶれに注意しなければならない。



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[江戸川, ITmedia]

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