Mobile:NEWS 2003年12月8日 03:07 PM 更新

遡って後から割引〜auパケ割の裏技

パケ代が心配だから、パケット割やミドルパックに加入しておく……必要は実はない。使いすぎたな、と思ってからでも、auの場合、遡ってパケット割引オプションの適用が行える。予想外に使いすぎたときの緊急対処法としても最適だ。

 A君はauのヘビーユーザーだ。着うたやムービーも山のようにダウンロードするし、VGAサイズの画像を添付したメールも送りまくる。さぞかしパケ代がかかると思うのだが、A君に聞くと、「今、パケット割もミドルパックもスーパーパックも入っていないよ」というのだ。

 来月の請求は怖ろしいことになるだろうと思ったら、「月末になったらパケット割かミドルパックに入るから問題ない」とA君。いったいこれはどういうことだろうか?

“遡って適用”されるauのパケット割引オプション

 携帯電話のパケット代の高さに毎月苦しんでいるユーザーはさぞかし多いことだろう。そうしたユーザーのために、各社はパケットの割引オプションを用意している。

オプション名月額料金無料通信パケット単価
なし(1x)0.27円(標準タイム)
パケット割1200円800円0.1円
ミドルパック2400円1万円1万円超過は7割引
スーパーパック8500円4万5000円超過は8割引
なし(WIN)0.2円
パケット割WIN1200円1200円0.1円
EZフラット4200円パケット定額
携帯単体で使われることが多いパケット割オプションプラン。CDMA 1xとWIN(10月22日の記事参照)では利用できるオプションが異なる

 こうしたオプションの問題は、「入っても、それだけ使うかどうか分からない」ということだろう。もしかしてパケ代が大変なことになるかもしれない……という保険のためにミドルパックに入っているユーザーも多いと思う。

 実はauの各パケット割引オプションは、当月適用が可能だ。つまり「今月は使いすぎたな」と思ったら、あとからパケット割やミドルパックに加入することで、その月の頭まで遡って割引が利く。いざというときの緊急避難方法として使えるわけだ。

 例えばこうだ。割引オプションなしのWINユーザーB君は、12月25日になって驚いた。auのWebページで、12月のパケット料金を調べたところ、2万円を超えていたのだ。そこで、慌てずに「157」に電話し、定額プランのEZフラットを「当月適用」してもらった。すると、これまで使ったはずの2万円の請求はなくなり、EZフラットの4200円だけで済んでしまった。

 パケット料金の割引については、他社に先駆けてさまざまな方法を用意してきたau。割引の適用についても、さすが、ユーザーの立場に立った先進的な方法を用意しているわけだ。

 au以外にも各社、パケット割引オプションを充実させてきているが、ドコモのFOMAパケットパック(2001年9月の記事参照)や、ボーダフォンのハッピーパケット(11月11日の記事参照)の場合は適用状況がそれぞれ違う。

 ドコモの場合は、パケットパックは日割り計算。つまり月の途中でパケットパックを付加しても、パケットパック付加後のパケット代しか割引にならない。使いすぎてから慌ててパケットパックに入っても、もう遅い。

 ボーダフォンの場合は、翌請求月からの適用のみ。例えば、月末締めのユーザーの場合、12月半ばに「使いすぎた」と思ってハッピーパケットを付けても、割引が利くのは1月分からだ。

さらに裏技のスキーム〜毎月加入、毎月廃止

 auの場合、「月の途中でパケット料金を確認し、割引オプションを付けたほうがお得なようなら遡って適用」が可能だということが分かった。しかし、これにはいくつか注意点もある。

 まず、現在パケット割引オプションに加入していると「当月適用」は不可能だということ。「パケット割」に入っているユーザーが、今月は使いすぎたから「ミドルパックを当月適用」することではできない。

 もう一つはパケット割引オプションの廃止(解約)は翌月扱いだということだ。つまり、12月に申し込むと1月も自動的に適用になってしまい、1月になってから廃止しても1月もオプション料金がかかってしまう。

 これらを避けるうまいスキームも実はある。

 月末、例えば12月29日に(必要であれば)パケット割引オプションを当月適用で加入する。続いて12月30日に廃止する。すると、12月分はパケット割引オプションが適用され、1月はまた割引なしの契約になる。1月になって、また使いすぎているようなら、再び最適なパケット割引オプションに入ればいい。

 加入した当日の廃止申し込みは、キャンセル扱いになってしまうため、翌日に廃止するのがポイントだ。

 毎月月末になったらEZwebかauのWebページで、パケット料金をチェック。使いすぎているようなら、パケット割引オプションに「当月適用」で加入する。翌日、オプションを廃止する(実際に廃止されるのは翌月)。これを毎月繰り返せば、必要なときだけ割引オプションを使えることになる。実にお得だ。

 なお、割引オプションの申し込みはEZwebや電話「157」、auショップなどで行える。機械応答の場合、申し込み完了に数日かかるので、月末まで日数がギリギリの場合は157のオペレータに直接申し込んだほうがいい。



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[斎藤健二, ITmedia]

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