早さと使い勝手が魅力「A5403CA」ケータイカメラ画質研究ラボ(3/4 ページ)

» 2004年01月07日 15時01分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 これはベストショットのクローズアップモードを使って撮影。ちょっとシャープネスが上がり、色が鮮やかになっている。だが今回作例はないが、ちょっと日が傾くと赤っぽく撮れがちな傾向がある。室内作例でも触れるが、オートホワイトバランスの能力にはかなり不満が残る。

 これはどちらも夜景モードで撮影。シャッタースピードが遅くなるので、ぶれないよう気をつけつつ撮影した。イルミネーションがなかなかきれいに撮れている。

室内編

 まずは恒例の蛍光灯下での撮影から。

 見て分かるとおり、かなり緑かぶりしている。というかうまく蛍光灯だと認識されなかったのかもしれない。これはよくない。

 ホワイトバランスを手動で蛍光灯に合わせるといい感じの色になった。オートでここまで出してほしいところだ。これなら液体の色もきれいに出ていてかなり気持ちいい絵である。

 白熱灯下でも同様だ。

 これは白熱灯を直接当てて撮ったモノだが、ホワイトバランスの補正がされてない。カシオのQVやEXILIMシリーズにもいえることで、色温度が低いとホワイトバランス補正が効かなくなるのだ。まあ照明の雰囲気を残してわざと赤く撮りたいときにはこれでいいのだが、不満は残る。そういうときはホワイトバランスを手動で白熱灯にしてやる。

 するとこのようにきれいに補正された絵が撮れる。ショートカットでホワイトバランス切り替えも用意してほしかった。全体に色が浅めなのは気になるけれども、その分滑らかに見えるので悪くはない。

 ではマクロモードを。

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