春モデルは、重さ、サイズもさまざまだ。
機種名 | サイズ | 重さ | ボディ |
---|---|---|---|
A1402S | 47×89×22ミリ | 104グラム | 折りたたみ |
ANNIN | 42×133×11ミリ | 87グラム | ストレート |
A5405SA | 48×94×20ミリ | 103グラム | 折りたたみ |
A5504T | 49×95×26ミリ | 117グラム | 折りたたみ |
A5505SA | 51×99×26ミリ | 130グラム | 折りたたみ |
W21H | 49×97×26ミリ | 108グラム | 折りたたみ |
最も軽いのはストレートタイプのANNIN、折りたたみで最軽量なのはA5405SA。A5405SAは、「時間割」や「お小遣い帳」の機能も装備されるなど、子供が使うことを意識した端末だ。
折りたたみ型で最も薄いのはA1402S。縦の長さも47ミリと最も短く、こちらも手のひらサイズでコンパクトなのが特徴だ。
一方、最も重いのはグローバルパスポート端末のA5505SA。メガピクセルカメラ、ラジオ、電子コンパス、USBポート、外部スロットなど全部入りのため、いたし方ないところだろう。
携帯電話の用途としては通話に次ぐ重要な機能となったメール関連のスペックを見てみよう。まずはメールフォルダの容量だ。
機種名 | 受信メールフォルダ | 送信メールフォルダ |
---|---|---|
A1402S | 256Kバイト | 128Kバイト |
ANNIN | 250Kバイト | 100Kバイト |
A5405SA | 250Kバイト | 100Kバイト |
A5504T | 1250Kバイト | 500Kバイト |
A5505SA | 320Kバイト | 192Kバイト |
W21H | 200Kバイト | 100Kバイト |
受信、送信フォルダともに容量が最大なのは、BluetoothケータイのA5504T。次いで多いのがA5505SAと、ハイエンド端末2モデルが強い。
機種名 | 日本語入力 |
---|---|
A1402S | モバイルWnn V2(POBox) |
ANNIN | ATOK for au |
A5405SA | ATOK for au(APOT対応) |
A5504T | Mobile Rupo |
A5505SA | Advanced Wnn |
W21H | ATOK for au(AI変換機能) |
日本語入力システムは、文節予測変換機能のAPOTに対応したATOK搭載のA5405SA、Advanced Wnnを搭載したA5505SAが目を引く。
APOTはカシオ計算機の「A5403CA」、日立のWIN端末「W11H」、京セラのWIN端末「W11K」など、最近のハイエンド端末に装備されており、1文字も打たなくても、前の入力内容から続く言葉を予測して表示してくれる機能だ。
Advanced Wnnは、京セラの「A5502K」や三洋電機の「A5503SA」など、冬モデルのハイエンド端末に採用されている。
機種名 | 待ち受け時間 | 通話時間 |
---|---|---|
A1402S | 250時間 | 160分 |
ANNIN | 200時間 | 150分 |
A5405SA | 210時間 | 150分 |
A5504T | 210時間 | 180分 |
A5505SA | 220時間 | 210分 |
W21H | 170時間 | 150分 |
待ち受け時間が最長なのはA1402S、通話時間が最も長いのはA5505SA。いずれも最も短いのがW21Hだ。
au端末は、冬モデルに続いて春モデルも全機種が着うたに対応。ただし、EZアプリやナビなどの対応は異なるので注意が必要だ。
機種名 | ナビ対応 | EZアプリ |
---|---|---|
A1402S | - | BREW |
ANNIN | EZナビ | BREW |
A5405SA | EZナビ | BREW |
A5504T | EZナビウォーク | BREW |
A5505SA | EZナビウォーク | BREW |
W21H | EZナビ | - |
カーナビのように道案内をしてくれるEZナビウォークに対応するのはA5504とA5505SAの2モデル。A5505SAは電子コンパスが内蔵され、行き先にあわせて地図がヘディングアップされ、より使いやすいのが特徴だ。電子コンパスが内蔵されたEZナビウォーク端末は、京セラの「A5502K」に次いで2モデル目となる。
EZナビ対応端末で注目なのは、A5405SA。特定の1人をあらかじめ登録ておくことで、その相手に簡単に電話やメールができ、現在地も容易に伝えられる「ペアキー」を搭載している。ナビ機能の用途を広げるユニークなアプローチだ。
メガピクセルのWIN端末W21Hは、EZアプリには未対応。端末のコンセプトが、「定額を生かして、高画質メールをたくさんやりとりしてほしい」というもののため、あえて搭載しなかったという(3月1日の記事参照)。
機種名 | 音源 |
---|---|
A1402S | 64和音 |
ANNIN | 40和音 |
A5405SA | 40和音 |
A5504T | 40和音 |
A5505SA | 64和音 |
W21H | 40和音 |
音源はA1402SとA5505SAが64和音で、あとはみな40和音だ。
春モデルは、端末固有のユニークな機能も多数搭載されている。
機種名 | 音源 |
---|---|
A1402S | QRコードリーダ、赤外線、Style-upパネル |
ANNIN | スタイリッシュなボディデザイン、薄型軽量のストレート型 |
A5405SA | ジュニアモード、ペアキー、スタイリッシュなデザイン |
A5504T | Bluetooth、11万6000語搭載の辞書機能、撮影画像のテレビ出力、録画した動画データの閲覧 |
A5505SA | 海外での利用に対応、ラジオ、USBポート、QRコードリーダ |
W21H | 定額コースのあるWIN対応、コンパクトサイズのメガピクセル端末 |
auの春モデルは実に個性豊かで、端末選びには悩むところ。ただ、譲れない部分の優先順位をつけていけば、最適な端末選びができるだろう。
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