FOMAにまたもバグ〜「P900i」自動的に再起動

» 2004年06月30日 13時24分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 NTTドコモは6月30日、FOMA「P900i」の電源関係のソフトウェアにバグがあり、勝手に再起動してしまう場合があると発表した。ネットワークを通じてソフトウェアをアップデートする「ソフトウェア更新機能」で本日から対処する。

 携帯電話の開閉を繰り返した場合に、希に再起動してしまうというもの。電話帳や画像など保存したデータが消えることはない。

 対象となるのは販売済みの約80万台のうちの一部。FOMAカードの挿入部の接触端子に製造上のばらつきがあり、カードの読み取りエラーが発生することが再起動の原因。ソフトウェアの書き換えによって、読み取りエラーをリカバーできることからソフトウェア更新での対処を決めた。

 ドコモの900iシリーズはソフトウェア関係のバグが相次いでおり、P900iのソフトウェア更新は2回目。これまで「SH900i」「N900i」「F900i」でもバグが見つかっている。

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