全部入り「W21SA」徹底攻略徹底攻略レビュー(2/4 ページ)

» 2004年09月10日 19時20分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

基本機能充実のメール

 au端末のメール機能は共通化が図られつつある。機種毎の違いは少なく、同様の操作で利用できるようになってきている。

 メール新規作成は「メールボタン」−「決定ボタン」で行う。アドレス入力は「アドレス帳」「履歴(送信・受信)」「グループ」「(自分の)プロフィール」「アドレス直接入力」から選択できる。

 左ソフトキーに割り当てられた「送信」ボタンを押すと、送信方法を選ぶダイアログが現れる。このうち「フォトメール便送信」は、画像付きメールをドコモやボーダフォン端末にURLの形で送る送信方法。相手が添付メールに対応していなくても画像を送れる。

 こちらはメール受信時の流れ。メールが届くと待受画面下部に「新着通知あり」と表示される。下ボタンを押すと未読メールなどを表示できる。au端末は、操作中にメールを受信するとサーバにメールが保管される。W21SAは、下ボタン操作から「メール問い合わせ」が行えるため、簡単にメールの取得が行える。

 またお知らせランプ設定をオンにしておくと、確認するまでランプが定期的に光って教えてくれる(購入時はオフ)。LEDの点灯色は、不在着信、留守録、メールなど個別に変更もできる。

 受信したメールは決定ボタンを押していけば閲覧でき、自動フォルダ振り分けされていても、そのフォルダにフォーカスが当たる。メール一覧画面は情報量に乏しい。1画面に5通しか表示できず、文字サイズも変更できない。メール表示画面は、閲覧中でも文字サイズを変えられる。

 メールのフォルダ分けは受信メールのみ可能。合計11フォルダが用意されているほか、「パーソナルボックス」という別フォルダが用意された。このボックスにメールアドレスを登録しておくと、そのメールアドレスの人とのやりとりがすべて閲覧できる。これは振り分け設定とは独立して動く。メール全体から抽出して表示する形だ。

 振り分け条件は、アドレスやグループ、メールの件名でフォルダごとに設定する。件名は部分一致も可能だ。

 メール作成時は、コピーなどの指定方法が面白い。カーソルを入力済みの文字の上に載せると「範囲指定」が左ソフトキーの機能として現れる。これを選択し、範囲指定してから「コピー」「カット」「ユーザー辞書登録」「英単語辞書」を選ぶ形だ。コピー/カットした単語を貼り付ける際には、履歴も選択できる。

 メール送信時の機能としては「一括送信ボックス」が面白い。メールを作成して保存するときに、普通に保存するか送信待ちとして保存するかを選択する。送信待ちとしたメールは一括送信ボックスに保存され、複数のメールを一括して送信操作できる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月29日 更新
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年