第6回 ネットワークiアプリのためのサーバサイド活用(1)90Xi専用ゲームiアプリ開発講座(2/4 ページ)

» 2004年11月22日 23時59分 公開
[澤橋辰典・武上将樹,ITmedia]

 以上の理由から、今回は、PHPを使ってサンプルスクリプトを作成してみた。もちろん、実装の中身は異なるとしても設計に関してはJavaにも適用できるということ、コードの再利用性などを重視し、可能な限りクラスを利用して設計を行っている。必要に応じて、Javaでの書き方についても補足をしていくつもりだ。

 また、サーバにあげる前に自分のローカル環境で試しておけば、サーバの仕組みも理解しやすいし、バグの発見が容易になるということも追記しておく。

Apache+PHPのインストール

 Apacheのインストールは、以下の手順で行う。

  1. http://www.apache.jp/misc/download.htmlからミラーサイトを選び、binaries→win32→apache_1.3.31-win32-x86-no_src.exeをダウンロード
  2. インストーラに従いインストール
  3. Apacehを再起動

 PHPのインストールは以下のとおりだ。

1. http://www.php.net/downloads.phpからzip版をダウンロード

2. 任意のディレクトリに解凍(C:\php\など)

3. php4ts.dllを、C:\WINNT\System32にコピー

4. Apacheのhttpd.confに以下の内容を追加。

    LoadModule php4_module d:/php/sapi/php4apache.dll
    AddModule mod_php4.c
    AddType application/x-httpd-php .php
    AddType application/x-httpd-php-source .phps

5. Apacheを再起動  以上で完了となる。  Apacheディレクトリのhtdocsの中に、
<?php
    phpinfo();
?>

 と書かれたファイルを入れて、ファイル名はtest.phpとしておく。次にhttp://localhost/test.phpにアクセスして、以下のように表示されれば成功である。

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