まずは恒例の黄色い象の滑り台から。W21Tとカシオ計算機の200万画素デジタルカメラ「EXILIM S20」の2つと比べてみよう。W21Tは以前撮影したものなので撮影条件は異なるがご了承いただきたい。
A5509T | W21T |
EXILIM S20 |
ディテールのシャープさはEXILIM S20がダントツだが、色の良さやバランスではA5509Tも負けてない。なかなかしっかりした写りだ。
ではあずまやも同様に。
A5509T | W21T |
EXILIM S20 |
同じ日に同じ場所で撮ってもEXILIMとA5509Tの色合いが見事に異なるのは面白いが、冬のリアルな色に近いのはA5509Tのほうか。W21Tと同等かちょっといいくらいの画質となっている。
次はハイコントラストな構図で青空を撮ってみた。
A5509T | EXILIM S20 |
一見ありがちな構図だが、コントラストが高く空や日の当たっている箇所が極端に明るいため、カメラとしてはつい明るさを絞って撮りたくなるもの。意外に難しいのだ。
というわけでA5509Tは雲や案内板がやや抑え気味で、全体に暗くなってしまった。残念なところ。EXILIMは本職デジカメだけあってそのへんをうまく処理している。
最後にマクロ編。
1つ目は川津桜。2月に咲く桜だが、これも青空がバックのためやや暗めでくすんでしまった。もう1枚はマクロらしい写りだが、マクロ時にピントが合う範囲が意外に狭く、マクロで綺麗に撮るのは難しいかもしれない。
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