薄くて使いやすい、カメラ付携帯の王道か?――N901iSケータイカメラ画質研究ラボ(2/5 ページ)

» 2005年07月11日 20時02分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 操作系でもう1つ注目すべきは、メニューが2つ用意されたこと。右上キーの「機能」は通常の撮影メニューで各種設定ができる。重要なのは左上キーを使った「MENU」。これは画面上のツールバーを使ったメニューで、「カメラモード」「画像サイズ」「画質」「撮影モード」「明るさ補正」の5つを十字キーの操作で迅速に変更できる。カメラ付ケータイの操作系としては非常によくできていて、見た目にも分かりやすい。

新たに装備されたツールバー式のメニュー。ポップアップメニューから選べるのは分かりやすい。上部に選択項目の概要が表示されるのもよい

 筆者の場合、撮影時の画像サイズをそのときどきの用途でコロコロ変えるので、それが迅速にできるのはとてもありがたいのだ。これはよいアイデアだ。

 撮影モードはオート/風景/人物などのほかに「オフ」がある。各撮影モードでは、「N901iC」で採用された「画像自動補正」のピクトマジック機能が働くのだが、それを使わない場合は「オフ」になる。普段は「オート」で問題ないだろう。

Photo 通常の機能メニューもある。ここでもツールバーと同様の選択が可能

 撮影にかかる時間は、撮影モードをオートにしてminiSDに自動保存したとき、2Mの「S FINE」で約11秒。1.3Mの「S FINE」で約9秒だ。保存にかかる時間はあまりかわらないが、その前の「変換中」と表示される、画像を生成して補正するのに少し時間がかかる。

モード 必要時間
2M S FINE 11秒(フォーカスは1.5秒)
2M FINE 10.5秒
1.3M S FINE 9秒
0.3M S FINE 6秒

 カメラの起動は、メニューかサイドのカメラボタンから行う。個人的にはカメラを一発起動できるボタンを1つ用意してほしかったかなと思う。

ヘルプ機能もあり、ショートカットキーを一覧できる
記録メディアはminiSDカード

屋外編

 今回は梅雨ということもあって、いつもの黄色い象の滑り台が曇天下での撮影となってしまった。

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