通常 | マクロ |
背景の写り具合は全く変わらないが、手前にあるおしろい花を見ると、マクロモードのほうが少しボケが弱くてくっきりしている。
レンズ部を見ると、小さな絞りがカシャッとセットされるのが分かるので、絞り込むことで近距離にもピントを合わせているわけだが、さほど近くまでピントが合うわけではなく(20センチくらいか?)、「マクロっぽい背景がぼけた撮影」はできないのだ。もうひとつマクロ例を。
通常 | マクロ |
こんな感じである。マクロと呼ぶにはかなり辛く、しかもシャッタースピードが極端に遅くなるので、晴天下でない限り手ぶれや被写体ぶれに悩まされるはずだ。実は花の作例をもっと撮ったのだが、風による被写体ぶれを起こしたものが非常に多かったのである。予想以上にシャッタースピードが落ちているのだ。
なぜ普通のマクロ機能にしなかったのか。非常に気になるところである。
屋内編は蛍光灯の下から。
蛍光灯の色かぶりがきれいに補正されていて、すごく「蛍光灯っぽいさらっとした」写り。全体に色が浅くて白っぽくなっているのでそう感じるのだが、明るい室内ではそれなりに楽しめそう。
では白熱灯。
白熱灯の赤みが出ないで、オートホワイトバランスがちゃんと合っているのに感心。色は浅くてちょっとざらついた乾いた感じの絵になっている。
ではロウソクの灯りにしてナイトモードである。
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