ニュース
» 2005年09月27日 23時59分 UPDATE

Java対応、ICレコーダー機能付き三洋「WX310SA」

130万画素カメラ、フルブラウザ、ICレコーダー、PCファイル閲覧機能……と“機能てんこもり”な端末は、PHS端末で初めてJavaに対応。11社が提供するゲームやアプリを利用できる。

[吉岡綾乃,ITmedia]

 ウィルコムは9月27日、4xパケット通信対応三洋電機製端末「WX310SA」を発表した。フルブラウザ「NetFront V3.3」を搭載し、Javaに対応。PDF、Word、Excel、PowerPointファイルが閲覧できる「Document Viewer」を備え、ICレコーダー機能や130万画素カメラを搭載した多機能端末。発売予定は11月下旬、価格はオープンプライスだが、端末価格は2万円台と見られる。

photo

 デザインコンセプトは「Glimpse Color Impact」。個性の強い色がチラリと見えるデザインを意識し、“ビジネスとプライベートを切り分ける大人のケータイ”を目指したという。プログレッシブレッドとシルバーミストの2色をラインアップする。

 サイズは約99(高さ)×50(幅)×24.5(厚み)ミリ、重さ約120グラム(予定)。「WX310K」の100(高さ)×50.5(幅)×24(厚み)ミリ/123グラムとサイズ的にはほぼ変わらない。

yo02.jpg 左側面には携帯電話と同じ平型ジャックが、右側面にはマナー/RECボタンとマクロ切り替えスイッチが(左)。背面にはカメラとモノクロサブ液晶、スピーカーが配置されている(中)。横方向にだけ仕切りが入ったタイルキー。メールキー、Webキーは上部にある(右)

フルブラウザとドキュメントビューアはNetFront

 メイン液晶は、2.4インチのQVGA(240×320ピクセル)で、WX310Kや「WX310J」と同じスペック。130万画素CMOSカメラを搭載、マクロモードがあり、QRコードの読み取りに対応する。

 WX310Jと同じフルブラウザ「NetFront v3.3」を搭載しており、PC用サイトが閲覧できる。ウィルコム定額プランに追加できる「データ定額」サービス(月額1050円)に対応しており、下り最大128kbps(4x)の通信速度でパケット定額で利用できる。

 NetFrontのエンジンは、メールソフトや、Word、Excel、PowerPointファイルの閲覧にも利用されている。PDFファイルは、「Adobe Reader LE」(3月10日の記事参照)を使って閲覧する。

yo_04.jpg メニュー画面(左)。POP3/SMTP対応のメールソフト。メールは従来のAirH"PHONEシリーズと同様、pdx.ne.jpアカウントの他に2アカウント、合計3アカウント利用できる(中)。WebブラウザはNetFrontを採用。検索エンジンを選んでからキーワード検索する機能なども付いている(右)

PHS端末としては初のJava端末

 OSは、独自のリアルタイムOSを搭載している。また、PHS端末としては初めてJava(MIDP2.0)を採用しており、ゲームなどのJavaコンテンツが利用できる。展示されていたデモ機には、パズルゲーム「ZOO KEEPER」がインストールされていた。

 9月27日現在、11社からJavaコンテンツの提供が予定されている(9月28日の記事参照)

ICレコーダー機能搭載

 WX310SAは、ICレコーダー機能も搭載している。音声はAMR形式で保存され、最大20時間まで録音できる(128MBのminiSDカードに保存した場合)。端末本体での再生のほか、PCにデータを移してQuickTimeで再生することも可能だ。

 WX310Kと同じく、USBマスストレージクラスに対応しており、端末下部のUSB端子をPCに接続することで、miniSDカードをPCから読み書きできる。miniSDカードスロットは、本体上部のヒンジ部分に付いている。現在miniSDカードの検証作業を進めており、「512MBまで保証する予定」(説明員)。

yo_03.jpg miniSDスロットはヒンジの部分にある

 文字入力は「Advanced Wnn version1.2」を搭載、予測入力機能にも対応している。WX310Kにない機能としては、ポケベル入力をサポートしている点が挙げられる。

 また端末を紛失したときのためのセキュリティ機能も搭載。別のウィルコム端末からライトメールを送信したり、ISDN公衆電話などサブアドレス発信ができる電話機から電話をかけることで、端末をロックしたり、データを消去する機能を備えている。

 まだ開発中の端末ということもあって不安定な部分も見られたものの、従来のPHS端末に比べるとキーレスポンスが格段に良くなっている点が印象に残った。

 主な仕様は以下の通り。

製品名 WX310SA
メーカー 三洋電機
サイズ 約99(高さ)×50(幅)×24.5(厚み)ミリ
重さ 約120グラム(予定)
連続待受け時間 約450時間
連続通話時間 約6時間
電話帳 1000件
メイン液晶 2.4インチ/240×320ピクセル表示(QVGA)
Webブラウザ NetFront V3.3
Java 対応(MIDP 2.0)
Flash
予測変換機能 Advanced Wnn V1.2
MIDI音源 64和音
データ通信 1x/4xパケット、フレックスチェンジ、64k/32kPIAFS
内蔵カメラ 約130万画素CMOS
セキュリティ リモートロック
その他 ハンズフリー、USBストレージ(miniSD装着時のみ)、Excel/Word/Powerpoint/PDF閲覧対応、QRコード、miniSDスロット、バイリンガル(日本語・英語)
※初出時、連続待受け時間を500時間としていましたが、その後450時間へと訂正・変更があったため、表内の数字も変更しました。(9/28)


Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.