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» 2005年10月07日 18時49分 UPDATE

「SA700iS」ロードテストNo.2:やってみたら、ここまでできた──険しくも楽しい自作カスタマイズ道

BREWベースということで、メニューアイコンの仕様などはほとんどau向けの三洋端末と変わらない「SA700iS」。待受や着信音、メニューアイコンをがんばって自作し、カスタマイズしてみました。

[memn0ck,ITmedia]

 今週は、「CEATEC 2005」が幕張メッセで開催されており(特集参照)、私も初日に行ってきました。幕張に行く間に「SA700iS(10月3日の記事参照)の位置情報を試そう」と楽しみにしていたのに、肝心のSA700iSを持って出るのを忘れました。がっくりです。気を取り直して、会場を見て回っていると、ITmedia +D モバイルの編集部のみなさんが集まっていました。作戦会議をしているようで、まさに“戦闘モード”。軽く挨拶だけ交わしておきました。けっこうメディアの方々は、激しく仕事をしているんですね。

 さて、SA700iSにはかなり慣れてきましたが、マイナスポイントもそれなりに見えてきました。これはそのうちまとめて紹介したいと思います。今回は、SA700iSにどんな設定をしているのかを紹介します。

待受画像は240×320ピクセルの普通サイズ

 私は貧乏性というのもあり、着信音や壁紙などは基本的に自作しています。壁紙は、QVGA(240×320ピクセル)サイズのJPEGもしくはGIFといった形式の画像を作って、FOMA USB接続ケーブルを使って、公式ソフト「データリンクソフト FOMA SA700iS」で転送しました。パッと見て、カレンダーの位置がそれなりにいい位置にありますが、SA700iSでは、待受画面に表示する時計やカレンダーの位置を細かく調整することができます。本当は、待受には「jigブラウザ」などの実用アプリを設定したかったのですが、jigブラウザのFOMA 70xiシリーズ向けのものは、待受に対応しておらず、まだいいものが見つかっていません。対応してないのはちょっと残念でした。

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 待受画面用の時計/カレンダーは、デジタル時計、アナログ時計、世界時計、1カ月カレンダー、1カ月カレンダー(小)、2カ月カレンダー、3カ月カレンダー、4カ月カレンダー、OFFから選択できる。写真は、1カ月カレンダー(小)を左真中あたりに設定しているところ

なぜか着信音量設定だけできる一括設定

 着信音は、着モーションをフリーソフトの「携帯動画変換君」を使って、「音だけ 80kbps(ステレオ)300Kバイト」の設定で作成しました。最適な設定は今後見つけるとして、まずは手持ちの楽曲ファイルを適当に切り抜いて、前述の方法で着モーション化して転送しました。

 着信音の設定は、音量設定だけ“一括設定”ができるのです。一括設定はなかなか便利なのですが、どうせならほかの項目もできるようにしてほしいところです。

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 音量設定は、「メニュー」-「各種設定」-「音/バイブレータ」-「音量設定」とたどって設定。左上のファンクションキーで一括設定できることが、アイコンで表示されています。ざっとメニューを見てみただけで、すべての項目をチェックしたわけではないが、今のところ筆者はほかに一括設定できる項目を見つけていません

公式サイト「どこでもSANYO」を利用

 SA700iSの発売と同時に、三洋電機が「SA700iS」向けの公式ケータイサイト「どこでもSANYO」をオープンしています(9月26日の記事参照)。256MバイトのminiSDカードなどがあたるキャンペーンも実施しているので、アクセスしてみるのもいいでしょう。

 さて、この公式サイトには、メインメニューアイコン、辞書、待受などのオリジナルデータがダウンロードできるようになっています。特に、辞書はどこまで変換しやすくなるのか分かりませんが、差を確かめてみたいと思い、ダウンロードしてみました。まだほとんど差を感じていませんが、医療健康用語辞書や冠婚葬祭辞書などは、そのうち役立ちそうです。

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 公式サイト「どこでもSANYO」とキャンペーンページ。キャンペーンでは、抽選でminiSDカード 256Mバイトが500名、オリジナル「迷える子羊ストラップ」が100名に当たります。応募期間は2005年11月30日まで。アクセスは「iMenu」-「メニューリスト」-「ケータイ電話メーカー」-「どこでもSANYO」から

メニューアイコンが自作できた!

 メニューアイコンは、上記の公式サイトにもいくつか用意されていて、ダウンロードして変更できます。ただ、ちょっといじっていると、どうにも「メニューなどもauの三洋製っぽいなぁ」と感じ、そのうち「もしかして、メニューアイコンは自作できるっぽいなぁ」と思いだしました。

 調べていくと、メニューアイコンは、auの三洋製のメニューアイコンと同じ“sliファイル”であることが判明。メインメニューが12分割になっているなど、auのものとは違うのかなと思って調べてみることにしました。その結果、やはり多少はau向けのものとは違うものの、ほぼ同じようです。この手の情報に詳しい友人に尋ねたところ、簡単に自作できそうなことが分かったので、さっそく試してみました。

 怪しいツールを使い自作メニューアイコンを作ってみたところ、見事に作れたじゃないですか! 自作できた証拠として、公式サイトにあった「カラフル」というメニューアイコンをベースに、ITmediaのキャラクターマスコットである“ITちゃん”を半透過処理で重ねたものを作ってみました。メニューアイコンの自作は、FOMAではNやPでもできますが、SAもできることが分かってよかったです。作り方は、それなりに簡単に作れるようになったら、紹介したいと思います。

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 左側は標準のメニューアイコン「シンプル」を選択している状態。右側がオリジナルメニューアイコンにした状態。うっすらと半透過で重ねられた“ITちゃん”が見えるメニューアイコンが設定されていることが分かりますよね。決して、ハメコミ画像ではありません。sliファイルは、pngファイルに特定のヘッダを付けたものになっていました

 自作素材でカスタマイズするのは、時間もかかって長く険しい道のりではありますが、設定し終わると愛着も湧き、充実した気分に浸れるものです。「P901iS」などのように、着せ替えケータイで周りの人へのアピールができるのも重要ですが、自分の楽しみとして、メニューアイコンなどをカスタマイズしてみるのもいいと思います。三洋もしくはNTTドコモは公式に自作メニューアイコン作成ツールを出さないでしょうか? 今度お願いしてみようと思います。

 前回の記事はちょっと誉めすぎじゃないか? と言われつつも、あくまでファーストインプレッションなので今後どんどんアラも探しつつ、ロードテストしていきます。そのための連載ですしね! アラといえば、このロードテスト企画も、せめて機種ごとの目次があったらいいのになとか、一度過去記事にいったらなかなかどうやってたどり着けばいいのか分からないなど改善点が多いように思います。これも編集部の人に言わないと!

memn0ck

 ハンドル名を「memn0ck」と書き、読み方が「メムノック」となる。ケータイ・モバイル関連の個人ニュースサイト「memn0ck.com(http://memn0ck.com/)」を趣味として運営しており、ケータイ・モバイル情報マニアとして普段から小さなデジタルガジェットには目がない生活を送っている。ただし、日常は白衣を着た理系野郎。1976年東京生まれ。


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ロードテストとは

 ITmediaのライターが、普段使いの携帯電話の模様をレポートする連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。

読者のニーズが機種を決定

 なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。

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