音楽ケータイ「803T」、5つの使いこなし術カタチも機能も“音楽プレイヤー”

» 2005年11月14日 00時00分 公開
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 音楽再生機能をウリにする携帯電話が続々と登場する中、“機能も形も、使い勝手も音楽プレイヤーそのもの”なのが、ボーダフォンの音楽携帯「803T」だ。

 803Tの音楽機能を、より快適に使いこなすための“5つの使いこなし術”をご紹介しよう。

ポイント1:「ミュージックコンソール」を使いこなそう

 803Tがほかの音楽ケータイと大きく異なるのは、背面に1.3インチのモノクロ液晶とフロントキーで構成されるミュージックコンソールを備えている点。フロントキーの操作だけで音楽再生の基本操作を完全に行えるのだ。この操作を覚えることが、803Tを使いこなす第一歩になる。

 フロントキーは4方向ボタンになっており、待受状態はもちろん、端末を開いてメールやWebを利用している時でも、閉じて「再生/一時停止」(下)ボタンを長押しすれば、メディアプレイヤーが起動し、即座に音楽再生が始まる。前回停止した曲も記憶され、いつでも「続き」からの音楽再生が可能だ。

 左側面にボリューム調整が可能なサイドキー、右側面にフロントキーやサイドキーの誤動作を防ぐホールドキーも装備。音楽プレイヤーのような使い勝手をサポートしてくれる。

正面に1.3インチのモノクロ液晶とフロントキーを配置することで、見た目も操作性も音楽プレイヤーのような携帯に仕上げた。ディスプレイは視認性を重視したモノクロ液晶を装備。派手さには欠けるが、バックライトオフでも視認性が高く、音楽再生中には常に楽曲名やアーティスト名を確認できる。消費電力が少ないというメリットも

 音楽再生中は「前曲」(左)「次曲」(右)それぞれのボタンの短押しで曲間移動、長押しで巻戻し/早送り操作を行える。「再生/一時停止ボタン」の短押しで音楽の一時停止や再開ができ、長押しするとメディアプレイヤーを終了できる。

フロントキーは、片手で持ったときに親指で操作しやすい位置にある。「手が小さい女性でも操作しやすいように47ミリという幅にこだわった」と803T開発陣


フロントキーには微妙な段差があり、手探りでも位置を確認できる

ポイント2:音楽はノンストップのまま、曲選びもプレイモード設定も

 音楽を再生したまま、端末内の任意の曲を選んで再生できるのも803Tの便利な点。音楽再生中に「プレイモード変更」(上)ボタンを押すと、音楽が流れた状態のまま選曲画面に切り替わり、プレイリストやアルバム、アーティストの一覧から次に再生したい曲を選択できる。選択操作はフロントキーの上下が項目移動、右で項目選択、左で1つ前の画面に戻る──と直感的だ。

音楽再生中にも選曲画面を呼び出せるのが便利な点。画面上部のアイコンで音楽を再生中であることが分かる。この状態からでも特に制限なく次に再生したい曲を選択可能だ。“やっぱり今のままで”という場合には左ボタンで音楽再生画面に戻れる

 プレイモードの切り替えも音楽を再生したまま行える。「プレイモード変更」(上)ボタンを長押しするだけで「1曲リピート」「オールリピート」「ランダム」「1曲」「ノーマル」に切り替えられる。ふと、気に入った曲を何度も繰り返し聞きたいと思ったら、フロントキーをちょっと操作するだけで、すぐモードを切り替えられるわけだ。

 「オールリピート」「ランダム」再生の動作もよくできている。プレイリスト、アルバム、アーティストから選んで音楽を再生している際には、それぞれのリスト内の全曲を繰り返しやランダムで再生する。保存している曲すべてを繰り返しやランダムで再生したい場合は、選曲画面で「全曲」を選んで再生を開始すればいい。お気に入りのアーティストやアルバムを徹底的に聴きたい人も、保存している全曲をジュークボックス的に楽しみたい人も便利に使えるのがポイントだ。

ミュージックプレイヤーのプレイモード選択画面。フロントキーでも設定を順送りで切り替えられる

ポイント3:端末はカバンの中に、音楽操作は手元で──リモコン付きイヤホンマイク

 803Tには、オーディオリモコン付きステレオイヤホンマイクが付属し、手元で音楽再生操作を行える。これも音楽プレイヤーライクに使える便利なポイントの1つだ。

 リモコン側面の「再生/一時停止」ボタンを押すとミュージックプレイヤーが起動して音楽再生が開始。音楽再生中に同じボタンを長押しすればプレイヤーが終了する。スライド式のホールドボタンも備えているので、満員電車の中でリモコンが誤動作することもない。

付属のリモコンは平型−ステレオミニプラグの変換機能も備えており、市販のヘッドフォンに付け替えて利用できる。左側面には再生/一時停止ボタンとスライド式のホールドボタンを装備

 リモコンの正面にある4方向ボタンは上下がボリューム調整。左右それぞれの短押しが曲間移動、左右の長押しが巻戻し/早送りに割り当てられている。

 リモコンには発話/終話ボタンとマイクもあり、音楽再生中に電話がかかった場合でも、発話ボタンを押すことで対応できる。あわててイヤホンを外して端末を開く──といった煩雑な操作は必要ない。通話終了後は着信時に停止したところから音楽が再開されるのも気が利いている。

右側面には発話/終話ボタンを装備。ヘッドホンを装着したままハンズフリーで通話できる

 パッケージには短いアナログ変換ケーブルも付属。ポケットなどに端末を入れて音楽を聴きたい場合には、この変換ケーブルに直接、手持ちのイヤホンなどをつなげて利用すればいい。この場合、リモコン部分は接続されないことになるが、803Tは閉じた状態でほとんどの操作ができるため、不便に感じることもない。

ポイント4:高機能な転送ソフト「Beat Engine」を使いこなせ

 PC内にある音楽ファイルを803Tに転送する役割を担うのが、付属の転送ソフト「Beat Engine」。単なる音楽転送ソフトと思われがちだが、実はかなり便利な機能を備えている。

 プレイリスト作成機能もその1つ。音楽を取り込む際に、Beat Engineでプレイリストを編集してしまうと非常に楽だ。Beat Engineに登録済みの楽曲から、複数の曲をまとめて登録でき、曲順の入れ替えもドラッグ操作で行える。803Tで作成し、miniSDカードに保存したプレイリストへの楽曲の追加や曲順の入れ替えも可能だ。

プレイリストへの楽曲追加は複数まとめて行える。「Ctrl」+「右クリック」で複数曲の選択、「Shift」+「右クリック」で範囲指定できる


再生の順番もドラッグ&ドロップで入れ替えられる。とにかくどんどん登録し、あとで好みの再生順に入れ替えればいい。miniSDカードに登録したプレイリストでも同様の操作ができる

 Beat EngineがMP3の転送に対応しているのも便利な点だ。既にPC内にMP3でエンコードした音楽ファイルがあるなら、803Tで音楽再生を楽しむためだけにアップルコンピュータの「iTunes」をインストールする必要はなく、MP3をAACに変換してから転送するといった手間もかからない。Windows Media PlayerのVer.10以降を使ってMP3形式で取り込んだ音楽ファイルも、もちろん803Tに転送して楽しめる。

iTunesで取り込んだAACファイル(拡張子m4a)だけでなく、MP3ファイルも直接Beat Engineに登録し、miniSDカードに転送できる。日本の携帯電話でMP3の再生に対応するものは少なく、大きなメリットだ

 フォルダごとBeat Engineの登録エリアにドロップすれば、フォルダ内にある音楽ファイルをすべて一度に登録できるなど、作業の敷居も低い。AACもMP3もアーティスト名やアルバム名などの情報と共に登録されるので(注1)、まとめて登録しても後で不便を感じることはない。一覧はアーティスト名やアルバム名による並べ替えもできるので、アルバム単位やアーティスト単位で803Tに転送する作業も簡単だ。

注1:データが入っている場所によっては自動で登録されない場合もあります

ポイント5:ビットレート320kbpsのAACファイルの再生が可能

 803Tは、AACとMP3の再生に対応するのに加え、高ビットレートでエンコードした音楽の再生が可能な点も魅力だ。iTunesで取り込み可能なAAC形式のファイルは、メーカーサポートは128Kbpsまでとなっているが、実際試してみると最高ビットレートの320kbpsまで対応していた。またiTunesでは256kbps以下でサポートする可変ビットレートにも対応する。MP3フォーマットではWindows Media Playerを利用した場合、192kbpsまでのビットレートのファイルを問題なく再生できた。

 PC用に高ビットレートで取り込んだ音楽ファイルもそのまま803T転送できるのは、エンコードの手間が省けて便利だ。

音楽だけじゃない、語学教材や落語なども取り込める

 803Tで扱えるのは、音楽ファイルだけではない。例えば、英会話教材のCDを取り込めば通勤時の勉強にも役立つ。803Tは約11万6000語の英和/和英/国語辞書を搭載しているので、英語教材を聴きながら辞書を引くことも可能。教材のテキストをメールで自分宛てに送信しておけば、テキストを見ながら学習を進められる。こうした使い方ができるのも、充実した“ながら機能”があるからこそだ。

 音声がメインのCDを取り込む際には、ビットレートの設定を64Kbpsや32Kbpsなど低めに設定しても、問題なく再生できる。高ビットレートで取り込むより、多くのデータを取り込むことが可能だ。


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提供:株式会社 東芝
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2005年12月6日

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