最初にも書いた通り、私のblogにはデジカメ(コンパクトと一眼レフと両方)で撮った写真と携帯で撮った写真が混在しているのですが、「D902iで撮った写真も4分の1くらいは混じってるよ」と言うと、かなり驚かれます。「私も同じ携帯買おうかなぁ」と言われることも。
さすがにデジタル一眼レフで撮った写真と比較してはかわいそうですが、クセさえ飲み込めば、コンパクトデジカメで撮ったくらいにはきれいな写真を撮れるのがD902iのいいところ。以下、撮影&レタッチのコツを簡単にまとめてみます。
撮った写真をそのまま使うと、正直ディテールがハッキリしないというか、もやもや〜っとした画質になるのがD902iの特徴。また、コントラストと彩度が低めで、色合いにメリハリが足りないこと、青かぶりしがちなことなどが弱点だと思います。
従って、シャープネスと彩度を上げるだけでも、D902iの写真はかなりきれいになります。青かぶりがひどいときはその補正も。方法は大きく分けて2つ。撮る前に撮影モードを変えるか、撮った後にPCのソフトでレタッチするか。撮ってすぐ使いたいときには撮影モードを変更するだけでかなり撮った絵が変わります。
D902iの撮影モードは全部で24種類もあるので、何が何やら、という人も多いかもしれません。私がよく使っている撮影モードは「風景」。上に挙げたシャープネスと彩度を上げるのに効きます。ちょっとわざとらしいというかやりすぎな気もしますが、携帯の液晶で映える、しゃきっとした絵になります。
花を撮るときにオススメなのが「グルメ」。赤みが強く出ます。食べ物写真は青かぶりしているとおいしそうに見えないため、グルメモードでは赤みを強く出すようにしているのだと思うのですが、白いお皿などを写すとちょっと赤すぎ。それよりは、青かぶりの補正や、花の色などを鮮やかに出すのに使うと便利です。
サンプルを見ると分かる通り、撮影モードで変えるとちょっと補正が効き過ぎな感じ。できればPCでレタッチしたほうが、微調整できるので、よりきれいに仕上がります。補正するポイントは上と同じ「彩度」と「シャープネス」です。
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