W41T購入者はやっぱり着うたフルのヘビーユーザーだったモバイル編集部、ただいま取材中

» 2006年04月26日 08時43分 公開
[新崎幸夫,ITmedia]

 先日、KDDIの決算説明会に行ってきた。ここで事業の進捗状況など、あれこれデータが示されたのだが、中で個人的に興味をひかれたのが「LISMO」の事業概況だ。

 KDDIによると、着うたフル対応機を購入したユーザーは2006年3月に、平均2.9の楽曲をダウンロードしている。ところが「LISMO対応機」の購入者で見ると、この数字が3.8にまでアップする。さらに言うと、HDDを搭載した「W41T」の購入者に限れば、ダウンロード数は4.9なのだそうだ。やはり、HDDに音楽をたくさん入れようと考えて端末を購入するユーザーが多いのだろうか。

 LISMOで、どのくらいのユーザーがPCと携帯を連携させているかというデータも示された。やはり2006年3月末時点のデータだが、「LISMO対応機を購入したユーザーの約2割がPCに専用ソフトをインストールしている状況」(KDDI)だという。2割――というのは少ないようでもあるが、新しい利用スタイルに2割が移行したと考えると多いような気もする。

 会場で小野寺社長に、LISMOの手ごたえはどうか聞いてみた。小野寺氏の答えは「PC連携が2割という数字は、当初の想定どおり。そう大きな差は出ていない」。多いか少ないかは言えないが「LISMO端末を持っていて、かつPCを持っているユーザーはどれくらいか分からない」。それを考えれば「小さな数字ではない」とコメントした。

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