Bluetoothデバイスの出荷台数、10億台を突破

» 2006年11月15日 16時42分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 Bluetooth Special interest Group(Bluetooth SIG)は11月14日、Bluetooth対応デバイスの出荷台数が2006年11月初旬に10億台に達したと発表した。Bluetooth SIGはAgere、Ericsson、Lenovo、Intel、Microsoft、Motorola、Nokia、東芝が推進メンバーとして名を連ね、6000社以上の提携・対応メンバーが参加する業界団体。

 Bluetoothは2.4GHz帯の短距離無線で接続する無線規格の1つ。ケーブルによる接続なしで利用や低電力消費/低コスト/堅牢性などのメリットにより、携帯電話やPC(マウス/キーボードなどの周辺機器も含む)、ヘッドセット、オーディオヘッドフォン、自動車機器(カーナビ/カーオーディオ)などのほか、プレイステーション 3にも採用されるなど、家庭用機器市場への採用例もここ最近、拡大している。2006年11月現在、約5種類/日のペースで新たな製品がBluetooth SIGの認証を受け、週に約1200万台の製品が出荷されているという。

 2007年、Bluetooth SIGはBluetooth高速無線技術の仕様を発表する予定。これにより、家庭用ゲーム機や医療機器、ビデオカメラ、プロジェクタ、デジタルカメラなどへの採用例・出荷数のさらなる増加も見込んでいる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月29日 更新
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年