「D903i」「F903i」に不具合、ソフト更新で対応

» 2006年12月11日 15時19分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモは、同社のFOMA端末「D903i」と「F903i」に不具合があるとアナウンスした。対象となるのは12月10日までに製造された端末で、影響を受ける端末の台数は、12月8日時点でD903iが10万9000台、F903iが3万6000台。ドコモはユーザーへの告知をWebサイトで行っており、12月下旬から対象となるユーザーにダイレクトメールを送付するという。

photo D903i
photo F903i

 判明した不具合は以下の通り。

  • D903i、F903iで撮影した画像を、サイズ変更などの画像編集を行わずに送信メールに添付した場合、その画像を表示させるために必要な情報が不足するため、「SH903i」で受信すると画像が表示されない。
  • 機種変更などの際に、ほかの携帯からD903i、F903iへ空のグループフォルダが含まれる電話帳データを全件転送した後、グループフォルダの表示順序を入れ替えると、すべての電話帳が開けなくなる。ただし、転送された電話帳データを上書き保存した場合に限る。
  • HotmailからD903i、F903iへ画像ファイル付きメールを送信する際、画像ファイルの選択手順を「添付ファイル」ボタン→「画像」ボタンの順で選択して送信すると、D903i、F903iでメール取得に失敗し、メールがiモードセンターに保存された未受信の状態となり、メールの送受信および受信BOXの閲覧ができなくなる。

 この不具合についてドコモはソフトウェアアップデートで対応する。なお、更新ソフトには、両端末をより快適に利用するためのアップデートも含まれるという。ソフトウェア更新には10分程度の時間がかかり、その間は携帯を利用できない状態になるので注意したい。更新期間は12月11日から2007年12月31日までを予定している。

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