1位 “あのヒンジ”に込めた思い──「W44S」はなぜあのようなデザインなのか
3位 「赤耳」とARM9がもたらすサクサク感――開発陣に聞く「9(nine)」
4位 「赤耳」はどれくらい速いのか?――「W-OAM」対応W-SIMを試す
6位 ドコモ「D902i」などのバッテリーに異常発熱や破裂の恐れ──回収・交換を実施
7位 最大通信速度204kbpsのストレート端末「9(nine)」、12月14日に発売
8位 ビジネス携帯は日本市場で強みを生かせる──「E61」を投入するノキアの狙い
9位 ソニエリだからできた“ケータイ三位一体改革”──開発陣に聞く「SO903i」
10位 原因は、製造工程の不良と外部からの衝撃──三菱端末のバッテリー不良
先週のアクセスランキングでトップを飾ったのは、存在感あるヒンジが特徴のソニエリ「W44S」開発陣インタビュー。W44Sは、そのヒンジが可能にした縦・横自在の「デュアルオープンスタイル」や、国内初のデジタルラジオ対応など、話題豊富なauのハイエンド端末だ。
ランキングの中にも登場する「赤耳」とは、ウィルコムのW-OAM対応W-SIM「RX420AL」のこと。RX420ALはW-SIMのアンテナ部が赤くなっており、従来のW-SIM「RX410IN」と見分けられる。「9(nine)」開発陣インタビューの記事でも軽く触れたが、ウィルコム社内では開発時から赤耳と呼ばれていたらしい。
赤耳というと、ビンテージジーンズを連想する読者もいると思うが、同じように「ちょっとよいもの」というニュアンスも含んでいたようだ。
取材時に聞いた話では、そもそもW-SIMのアンテナ部の色は、製造メーカーのコーポレートカラーにするというルールがあったとか。従来のRX410INではグレーだが、この色はメーカーのネットインデックスのコーポレートカラーの1つ。RX420ALが赤いのは、メーカーであるアルテルのコーポレートカラーを採用したのが理由だ。
赤くても3倍速いわけじゃないRX420ALだが、シャ○専用モビルスーツは量産型より3割性能が良いだけで、パイロットの腕で3倍速く見せているという設定。RX410INより1.6倍速いRX420ALを使えば、従来より3倍速いモバイル環境を構築することができるかもしれない。そう、端末の性能差が、戦力(?)の決定的差でないように……。
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