売り切れるショップも出るなど、日本でも注目を集めているRAZRベースのMotorola製ドコモ端末「M702iS」。その個性的なデザインは、通信機器メーカーとして長い歴史を持つモトローラ製品に共通したアイデンティティともいえる。
12月23日、24日の両日、Motorolaは「MOTORAZR」シリーズの発売を記念して、クリスマスのライトダウンストーリーで賑わう東京タワーで「MOTO BUS」の展示とタッチ&トライイベントを実施。東京都内を走行するMOTO BUSの中に、普段はなかかなかお目にかかれないモトローラの古いラジオやトランシーバー、携帯電話などを展示した。
MOTO BUSはアメリカの代表的なキャンピングトレーラー「Airstream」に、MOTORAZRのロゴや写真でラッピングを施し、大型四輪駆動SUV「HUMMER H3」で牽引して都内を走っている。イベント期間中は来場者に車内を開放し、米Motorolaの博物館やコレクターから取り寄せた貴重な歴代製品を披露した。
入口付近のケースには1950年代から1960年代のテレビや真空管ラジオ、トランジスタラジオを展示。いずれも木製の本体や、アナログのダイヤルを備えたアンティークな香りのするものばかりだ。木製の箱に納められたブラウン管式のテレビは、1947年に登場したモトローラ初のテレビで、1年で10万台以上を販売した人気商品だったという。
もう1つのケースには通信機器がまとめられ、同社のコミュニケーション機器の変遷をかいま見られる。昔ながらの受話器を備えたFMトランシーバーから、ハンディタイプのトランシーバー、ページャー(ポケベル)、そして同社初の携帯電話機「DynaTAC」(ダイナタック)が並べられていた。
なおMOTO BUSは、2007年1月8日から12日に渋谷・原宿・六本木ヒルズエリア、1月4日から7日には新宿エリアを走行予定だ。
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