写真で解説する「ジュニアケータイA5525SA」(1/2 ページ)

» 2007年01月10日 16時36分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
photo 三洋電機製「ジュニアケータイ A5525SA」。左からブルブルー、グリグリーン、ドレミレッド。色の名称も、同系色のツートーン(色の折り重ね)による言葉遊びの要素・リズムを盛り込んだものとしたのも面白い

 “正しい子どもらしさ”を表現──KDDIの子ども向け携帯、ジュニアケータイシリーズの第3弾、それが三洋電機製「ジュニアケータイ A5525SA」。

 今回KDDIは「つながる安心・つながらない安心」というテーマをジュニアケータイシリーズに盛り込んだ。“つながる安心”は位置の確認やブザーと連動した保護者への連絡機能、何かが起きる前の見守り・緊急時に子どもの状況を知る手がかりが得られる「緊急通報位置通知」機能など。“つながらない安心”は通話やメールは家族のみ、有害サイトブロック、料金上限設定などを設けることにより実現する。

 まず、艶やかな原色系のはっきりとしたボディカラーに目がいく。何色であるかを認識しやすい素直な色を採用し、かつ同系色でパーツごとに濃淡を付け「北欧の玩具をイメージし、元気さ・軽快なリズム感・楽しさなどを表現した」(デザイナー 柴田文江氏)という。

 昨今、子ども向け携帯に必須の機能となった防犯ブザー+保護者通知機能はもちろん、ブザーを鳴らした時・携帯の電源がオフになった時などに子どもの足取りを別の携帯やPCで確認できる「移動経路通知」機能や、自動的に写真撮影を行う機能などを新たに搭載した。


photophoto デザインはインダストリアルデザイナーの柴田文江氏によるもの。子どもたちの個性や明るい表情にマッチする、のびのびとしておおらかな曲面で構成されたフォルムが特徴。
裏面にはアラーム鳴動スイッチとブザー用スピーカーを設置。回転型のアラームスイッチは、直線型のそれと比べ、いざというときの操作性を損ねず、スイッチ誤動作(ジッパーなどに引っかけてしまうなど)による意図しない動作となりにくいという。
カメラは有効131万画素のパンフォーカス。背面にのみ搭載する。サブディスプレイは96×64ピクセルの約1インチ液晶を採用
photophoto 本体左側面は角形イヤフォンジャックとmicroSDカードスロットを、右側面はメモ、撮影補助用ライトキーを実装する。濡れた手や多少の雨天時での使用を想定し、IPX4相当の生活防水性能を備える。G'zOne W42CA(IPX7相当)ほどの耐水性能はないが、カバーも内部にゴムリングを施したやや大型のものとなっている
photophoto ディスプレイはQVGA(240×320ピクセル)表示対応の約2.4インチ液晶を採用(左)。ダイヤルキー部はau携帯全般に沿った配置だが、色の濃さで各キーの役割を明示的に判断できるよう一工夫を加えた
photophoto 本体上面の中央にストラップホールを設ける。本体厚さは26ミリ。昨今の端末ではやや厚いが、握りやすいよう滑らかな角処理が施される
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