待受画面から文字入力で各種機能にアクセス──テジックの「T9ディスカバリーツール」3GSM World Congress 2007

» 2007年02月13日 16時02分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 NEC端末に搭載される日本語入力システム「T9」の開発元としておなじみのテジック・ コミュニケーションズが2月13日、組み込みソフトウェアの「T9ディスカバリーツール」を発表した。

 T9ディスカバリーツールは、待受画面上で文字を入力すると予測検索インタフェースが起動し、メニュー画面や各種アプリ、コンテンツ、通信オペレーターが提供するネットワークコンテンツおよびサービスにすばやくアクセスできるようにするソフトウェア。煩雑なメニュー操作の必要なく、各種サービスを利用できるのが特徴だ。

Photo T9ディスカバリーツールの利用イメージ

 テジック・ コミュニケーションズは「例えばユーザーが『r-i』と入力すると、端末の『ringtones』(着メロ)機能に簡単にアクセスでき、『m-a』と入力した場合には、『mapping』(地図)アプリや『Madonna』(マドンナ)の着メロ、アドレス帳の『Mark』(マーク)などが検索結果として表示され、希望の内容に簡単にアクセスできる」といった利用例を挙げている。

 テジックは同製品を、スペイン・バルセロナで開催中の3GSM World Congress 2006に出展している。

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