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» 2007年03月28日 03時38分 UPDATE

セブン&アイ電子マネー「nanacoカード&モバイル」4月23日スタート

セブン&アイグループの電子マネー、「nanaco」のサービス詳細が明らかになった。ポイント連動型の独自電子マネーで、カードでも携帯でもチャージは現金のみ。初年度の発行枚数は1000万枚を予定している。

[ITmedia]

 セブン&アイホールディングスは3月27日、同社の独自電子マネー「nanaco」を、4月23日より都内のセブン-イレブン約1500店舗で開始すると発表した。5月14日からは東北・関東地区へエリアを拡大、5月28日はセブン-イレブン全店(1万1735店舗)でnanacoが利用できるようになる。

 nanacoは非接触ICのFeliCaを利用した、プリペイド(前払い)式の独自電子マネー。カード型の「nanacoカード」と、おサイフケータイで利用できる「nanacoモバイル」が両方用意され、いずれも4月23日から利用できる。発行会社は、アイワイ・カード・サービスで、初年度の発行枚数は1000万枚を予定している。

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 4月10日から公式Webサイト(http://www.nanaco-net.jp/)をオープンし、カード・モバイル両方の会員登録を受け付ける。なお、サービス開始当初からnanacoモバイルが利用できるのは、ドコモとauのおサイフケータイ。ドコモは4月10日から、auは4月21日から携帯用iCアプリのダウンロードを開始する。

開始時期 店舗数 エリア
4月23日〜 約1500店 東京都(町田市除く)
5月14日〜 約4730店 岩手県、宮城県、山形県、福島県、新潟県、栃木県、茨城県、群馬県、千葉県、埼玉県、神奈川県、町田市(東京都)
5月28日〜 約5500店 北海道、長野県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、三重県、奈良県、和歌山県、岡山県、広島県、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県
nanacoに対応するセブン-イレブンの開始時期と対応エリアは上記の通り。なおそれぞれのエリアで、開始から1カ月、初回チャージ後に200ポイントを付与するキャンペーンを行う

チャージはPOSレジで1000円単位、利用100円ごとに1ポイント

 nanacoカードは子どもでも入会でき(15歳以下の場合は親権者の同意が必要)、発行料は300円。nanacoモバイルは16歳以上であることが条件で、発行料は無料となっている。年会費は無料。

 プリペイド型の電子マネーなので、先にチャージ(入金)してから利用することになる。チャージできるのはセブン-イレブンのPOSレジで、カードでもモバイルでも、現金のみ1000円単位の対応となっている。チャージの上限は2万9999円。2007年秋からは、セブン銀行の新型ATMでもチャージ対応を開始する。

 nanacoの大きな特徴は、ポイント(nanacoポイント)と連動していることだ。nanacoで100円支払うごとに1ポイントが付与される。1ポイント=1円で買い物に利用できるが、交換額に対し1%(小数点以下切り上げ)の手数料がかかる。例えば電子マネー500円分をポイントで払うには、505ポイント必要になる。

ay_nanaco003.gif チャージや電子マネーの利用、ポイントの残高はレシートで確認できる

秋からはイトーヨーカドーやデニーズでも

 当初はセブン-イレブンでのサービスになるが、2007年秋以降は、イトーヨーカドーやデニーズといったセブン&アイグループの各店舗でも取り扱いを開始する。

 nanacoのサービス開始に合わせてセブン-イレブンに導入されたのは、POSレジ一体型のリーダー/ライターで、複数の決済方式に対応できるようになっている。サービス開始当初はnanacoのみだが、2007年夏からはQUICPayも利用できるようになる。他の決済方式についても将来的には対応する方針だ。

 今後のスケジュールは以下のようになっている(3月6日の記事参照)

2007年夏 nanacoカードでQUICPayの利用登録を開始
2007年夏以降 グループ外企業とのポイント連携を順次開始
2007年秋 セブン銀行の新型ATMでnanacoチャージの取り扱いを開始
2007年秋以降 グループ内のセブン-イレブン以外の店舗、グループ外の店舗へnanacoの取り扱いを拡大
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