では、いつもの黄色い象のすべり台から見ていこう。
全体的にピンボケしたように“もやっ”としている。これはピンボケではなくディテールが甘いということになる。まあ、いつもの200万画素っぽい細かい画像を期待してはいけないということになるだろうか。
青空の作例は、ほかのCMOSセンサーカメラと同じ傾向が出る。条件によってはかなりきれいに“青”が出るが、条件が悪いとにごってしまう。桜の作例は+2の露出補正をかけて明るく撮ってみた。
ついでにまねき猫の置物と温室のポインセチアも撮影。ディテールの描写力に過度な期待をしないのであれば、発色はそれほど悪いわけでない。
室内の写りはこのような感じ。
室内では、被写体との距離が近すぎる(約50センチ以内)とピンボケしてしまうことと、部屋が暗いとノイズがかなり出る傾向がある(シャッタースピードは125分の1で固定のようだ)。一方、ホワイトバランスはオートのままなかなか強力に合わせてくれた。
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