引き続きサイクロイド機構を採用しているために、外観は前モデルとなるAQUOSケータイ 2nd Model、911SHとよく似たものとなった。しかし、実際に912SHと911SHと並べてみると、端子類の配置はまったくといっていいほど異なっており、スペックアップに合わせて内部も大きく作り替えたことが見て取れる。
特に大きな違いを感じるのが、外装の質感とディスプレイの表示品質だ。外装は911SHと比べてより高級感が増しており、手に持ったときの印象も向上している。また当然のことながら、ワイドVGAディスプレイはワイドQVGA液晶と比べて表示が精細なため美しく、VGA対応のフォントを用意しているため文字の表示もとてもきれいだ。発表会場では展示機のディスプレイがあまりにきれいだったため、モックアップ(ディスプレイ部分に写真を張り付けている)と勘違いした人もいたほどだ。
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