内蔵メモリは、カタログ値ではフラッシュメモリ256Mバイト、SD-RAM(ワークエリア)128Mバイトとなっているが、OSからはデータ記憶用が計165.52Mバイト、プログラム実行用が108.12Mバイトとなっている。スペックとの差はOSが固定で消費している分だろう。いずれにせよW-ZERO3[es]からは倍以上増えている。
内蔵ソフトウェアは、インスタントメッセンジャーを含む「Windows Live」「NAVITIME」「リモートデスクトップモバイル」、赤外線ポートでのデータ送受信を行う「データ交換」などがW-ZERO3[es]から追加された。なおWebブラウザはWindows Mobile標準の「Internet Explorer Mobile」に加え、「Opera Mobile」バージョン8.7が搭載された。最新のOpera Mobileでは、画面をタップ・アンド・ホールドして上下左右に自由にスクロールできる「グラブ&スクロール」や、アドレスバーに直接キーワードを入力して検索エンジンを利用できる機能が追加されている。例えば「g w-zero3」と入力するとgoogleでキーワード「w-zero3」を検索した結果が即座に表示される。
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