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» 2007年06月15日 15時30分 UPDATE

「W52S」の“ここ”が知りたい(5):au ICカードを挿さずに音楽プレーヤーを使えるか──「W52S」

ウォークマンブランドのケータイとして登場するauの「W52S」。ヘッドフォン出力時の音量や内蔵スピーカーの音質に加え、「au ICカードを挿さずに音楽プレーヤーを使えるか」という質問が寄せられた。

[坪山博貴,ITmedia]
Photo スライドボディのウォークマンケータイ「W52S」

質問:内蔵スピーカーの音質は

 同じ音楽データをATRAC3形式で「W52S」「W42S」に転送し、再生して比べたところ、筆者が聞いた限りではボリューム最大時の音量は同程度だった。ただし音割れの傾向はW52Sの方が少なく、最大音量で聴いた場合の音質はW42Sよりは良好だった。

質問:ヘッドフォン出力時の音量は十分か

 少々大きめの密閉型ヘッドフォンを接続して音楽を聴いてみたところ、個人的にはうるさいと思うレベルまで音量を上げることができた。+Dモバイル編集部のスタッフにも試してもらったが、音量は満足できるレベルという回答を得た。具体的には、付属のインナーイヤーヘッドフォンで、かなり音漏れするレベルの音量まで上がる。これが音量の1つの目安になるだろう。

質問:「au ICカード」なしでも音楽プレーヤーとして使えるか

sa_ss01.jpgsa_ss02.jpgPhoto このようにau ICカードを外しても起動やメニュー操作は可能なものの、音楽は再生できない

 au ICカードを挿さなくても、W52S自体は起動するが、「au Music Player」の起動時に「au ICカードエラー」が表示されてミュージックプレーヤーが起動せず、音楽は再生できなかった。

 着うたフルやLISMOの楽曲は電話番号と紐付けて管理されるため、au ICカードなしでは音楽を再生できないようだ。ATRACデータは電話番号と紐付けて管理されるものではないが、再生するプレーヤーが共通なので、こちらも再生できない。

質問:Macユーザーでも音楽を転送して楽しめるか

 着うたフルは、W52Sの通信機能を使ってダウンロードできるため、利用しているPCのOSに依存することなく聴くことができる。しかし、LISMOとATRACはともにMac OS対応の転送ソフトが提供されておらず、サードパーティ製のソフトも存在しないようだ。このため、Mac OSで音楽データをW52Sに転送して聴くことはできない。

質問:SD-Audioに対応しているか

 W52SはSD-Audioには非対応。SD-Audioの音楽データも一般にはiTunesと同じAAC形式だが、SD-AudioはMPEG-2ベースのMPEG2-AACのため(iTunesはMPEG-4ベース)、au Music Portで取り込むことができない。一度、音楽CDを作成してau Music PortやSonic Stageで取り込むという手段はあるものの、実質的にはSD-Audioには対応していないと思った方がいい。

質問:ムービーをワイドQVGAやVGAで撮影できるか

Photo 動画撮影は高品質L(176×144ピクセル)とQVGAのみ。QVGAサイズムービーは、撮影時間(ファイルサイズ)にかかわらずEメールに添付できないようだ

 動画撮影の最大サイズはQVGA(320×240ピクセル)で、静止画撮影時のようなワイドサイズは用意されていない。ただ、QVGAサイズの動画は最大30分まで録画できる。

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