NTTドコモのNEC製スリム端末「N704iμ」は、2007年2月に発売された「N703iμ」に海外ローミング機能を追加し、エレガントさをアピールする新しい外装デザインを持つモデルだ。
厚さ11.4ミリというスリムさはもちろん、そのほかのサイズもほぼN703iμと同じ。ドコモの「WORLD WING(3G)」に対応し、香港・韓国・台湾・シンガポールなどのアジア各国やオーストラリア、ヨーロッパなど、世界43の国と地域で利用できる。胸ポケットに入れても違和感がないスリムさとコンパクトさ、静止時690時間という704iシリーズ最長の待受時間を海外渡航時にも生かすことが可能だ。
N703iμでは背面パネルに、7×7個のLEDからなる「マイシグナル」が露出しており、カモフラージュするようなディンプルデザインが特徴だった。N704iμもマイシグナルも搭載するが、パネルにはフラットに仕上がった表面に、カラーバリエーション別に異なるデザインを施した「ミラージュフェイス」を採用。プレミアブルーとプレミアブラックは立体的感のある塗装をしており、見る角度によって表情を変える。また、プレミアホワイトは精巧なパターン模様を施しエレガントさを強調している。
細かい部分だが、「N904i」同様に日本語入力時のキーアサインが変更された。逆トグルがサイドキーから発話キーに、大文字・小文字切り替えが[*]キーに割り当てられるなど、他社端末と共通の操作方法に変更・追加が行われている。
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