「INFOBAR 2」。カラーはSILVER、MIDORI、NISHIKIDGOI、WARM GRAYの4色
「INFOBAR 2」のマルチタスク機能は、他のau端末と同等だ。音楽再生はバックグラウンドで動作するが、メールやEZweb、アプリは処理を一時中断して待受画面に戻り、他の機能を利用する仕組みだ。中断した機能は再開できるが、新たにその機能を起動できないので、例えば“メールを2重に起動して2つの閲覧画面を切り替える”ような使い方はできない。
メール、EZweb、EZナビウォークなどの利用時に終話キーを押すと機能を終了するか中断するかを選べる(左)。中断した機能は待受画面から呼び出して再開できる。ユーザーインタフェースは最近のau端末共通のものだ(中)。メールとEZWebは中断のオン/オフを設定可能(右)。終話ボタンですぐ待受画面に戻りたい人はオフに設定するといい
2.6インチのワイドQVGAディスプレイを搭載していることから、「PCサイトビューアーを横表示で利用できるか」という質問も届いた。試したところ、試用機のPCサイトビューアーでは横表示への切り替えメニューを見つけられなかった。
表示に関連するメニューの中に表示方向を切り替える項目は見当たらない。表示中にもさまざまなキーを押してみたが、横表示には切り替わらなかった(左)。なお、ブラウザは組み込み向けのOpera 8.60。Ajax対応といわれるバージョン9ではないのが残念(右)
文字入力は、一般的な携帯電話方式に加えて子音、母音のマトリックス方式で入力する2タッチ(ポケベル入力)にも対応している。
ポケベル入力にも対応。日本語入力システムは初代INFOBARのATOKからAdvanced Wnnに変更された
ページスクロールは[メール]キーとと[EZweb]キーに割り当てられ、メールとEZwebの閲覧画面などで機能する。なお、PCサイトビューアーでは機能しないようだ。
[メール]キー、[EZwebキー]キーのキートップには、上下を示す三角のアイコンがあり、ページスクロールに割り当てられているのが分かる
プリインストールされるデジタル時計のFlashは、7種のうち4種が秒の表示に対応。時、分、秒が同じ大きさの時計もある。
プリインストールの待受時計。秒まで表示できるものも多い
※今回の検証および確認はあくまでも開発段階の試作機によるものです。製品版では仕様が変わる可能性があることをご了承ください。
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