エイチアイは10月16日、3D描画エンジンMascotCapsuleシリーズの最新版「MascotCapsule eruption」を開発したことを発表した。
eruptionは従来製品に比べ、エンジン処理の大幅な高速化を実現。同製品を使用することで、高速化が進む3Dハードウェアアクセラレータの性能を十分に引き出すことが可能になった。また、パーティクルやバンプマップ、ライトマップなど、エフェクトに関する機能が強化され、コミュニティ機能やオンラインゲームで頻繁に使われるアバターをより開発しやすくなったという。
対応プラットフォーム/OSは、BREW、Java、Linux、Microsoft Windows CE、Microsoft Windows Mobile 、Symbianなどで、開発者向けサイトではデモやサンプルコードを提供。従来のMascotCapsuleシリーズ同様、市販の3D製作ツールもサポートする。
なお、携帯電話向けにリリースが予定されている、カプコンの「バイオハザード4 Mobile edition」は、eruptionを使って開発しているという。
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