ウィルコムの販売ランキングは今回、実に約2カ月半、10週ぶりに順位の変動があった。
今回の首位はケーイーエス製の「9(nine)」(2006年12月発売)がひさびさに獲得。続いて前回首位の京セラ製「WX320K」、前回4位の東芝製「WX320T」(2007年7月発売)、前回5位のシャープ製スマートフォン「Advanced/W-ZERO3[es]」(2007年7月発売)、前回3位のネットインデックス製「nico.」(2006年7月発売)がランクインした。
10月10日に行ったW-VALUE SELECTの改訂で、少なからず販売状況に影響を及ぼす結果になったのは喜ばしい。今回1位の9(nine)は、W-VALUE SELECTの利用で持ち帰り0円、月々の分割金額1050円(24回)/W-VALUE割引額1050円(最大24回)の「実質0円」端末となっている。
ただし、改めて改訂割引額を確認すると音声端末のほとんどがW-VALUE SELECT+2年利用で“実質0円”になるようだ。同社の直販サイト「ウィルコムストア」の公示価格では、“実質0円”とならない音声端末は日本無線製の「WX321J」のみとなっている。各機種とも条件はほぼ同じ……と考えると、W-VALUE SELECTの利用率は高まるだろうが、今後の順位の変動はあまりないのかもしれない。ただ、ランクインする機種のうちAdvanced/W-ZERO3[es]だけは例外。これが“実質0円”ならばどうなるだろうと思っていたりする。
ウィルコムの直販サイト「ウィルコムストア」で公開されている売れ筋ランキング(2007年10月19日現在)は以下の通り。
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