勝手サイトの市場とビジネスモデルを読み解く――書籍「勝手サイト 先駆者が明かすケータイビジネスの新機軸」

» 2007年10月19日 21時16分 公開
[ITmedia]
Photo 石野純也氏の「勝手サイト 先駆者が明かすケータイビジネスの新機軸」(ソフトバンク新書、700円)

 モバゲータウン顔ちぇき!、ゴルゴンゾーラ――。若者を中心に人気を博しているこのサイトは、いずれも通信キャリアの公式サイトではない“勝手サイト”として運営されている。ここ1年で勝手サイトの成功事例が増加するなど、携帯サイト市場に変化の波が押し寄せている。

 公式サイト増加に伴い、ディレクトリ型メニューから欲しいコンテンツを探すのが難しくなる中、通信キャリア各社がサイトに検索機能を導入。パケット通信の定額化や高速化、QRコードなどの新たなアクセス手段の登場も手伝って、勝手サイトに寄り道するユーザーが増加し、ビジネスとして成り立つ素地が整い始めた。

 この“勝手サイト”について、ビジネスモデルや成功事例を解説するのが、石野純也氏の「勝手サイト 先駆者が明かすケータイビジネスの新機軸」(ソフトバンク新書、700円)。勝手サイトがビジネスとして成立するようになった背景や、サイトを支える広告モデルの仕組み、人気勝手サイトのビジネスモデルを、現場の声を交えつつ紹介している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年