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» 2007年10月22日 22時36分 UPDATE

写真で解説する「PHOTOS 920SC」

ソフトバンクモバイル向け端末では、シャープの「910SH」に次ぐ2機種目の5メガカメラ搭載機となる「PHOTOS 920SC」。レンズは6群8枚構成で、メカシャッターやキセノンフラッシュを装備。顔認識技術をAFや画像検索に使う、ユニークな機能も搭載した。

[後藤祥子,ITmedia]

 ソフトバンクモバイルの秋冬モデルの中で、カメラ機能を重視した3Gハイスピード(HSDPA)端末として登場するのがSamsung電子製の「PHOTOS 920SC」。スライドボディのPHOTOS 920SCは、底面に500万画素カメラとキセノンフラッシュを装備。端末右側面のカメラボタンを長押しするとカメラが起動し、すぐ撮影できる機動力の高さが特徴だ。

 基本機能も強化され、従来機種では未対応となっていたS!速報ニュースやS!おなじみ操作、S!電話帳バックアップなどのサービスにも対応。通信方式はW-CDMA/GSM(900/1800/1900MHz)の両方式に対応するなど国際ローミング機能が充実。ワンセグやS!GPS、S!FeliCaへの対応は見送られたものの、基本的なサービスはしっかり押さえている。

sa_ss80.jpgPhoto スライドボディの500万画素デジカメケータイ「PHOTOS 920SC」。物理的に光を遮るメカシャッターを搭載し、光源が強いシーンなどで発生するスミアを防げる。内蔵メモリは100Mバイト。キーロックは決定キーを長押しするとかけられる。ダイヤルキーのバックライトカラーははホワイト

sa_ss83.jpgsa_ss85.jpgPhoto カメラとキセノンフラッシュは底面に装備(左)。端末側面のカメラボタンを押すとカメラが起動し(中)、表に出ているメインディスプレイをファインダーにして撮影できる(右)

最大撮影サイズは2560×1920ピクセル、撮った顔写真から通話やメールも

 カメラの撮像素子は500万画素CMOSで、レンズは6群8枚(ガラスレンズ7枚、プラスチックレンズ1枚)構成(F値はf3.5)。ISO感度は100/200/400/800/自動から選べる。手ブレ補正は静止画と動画に対応。前モデルで搭載されたパノラマ撮影機能も備えるなど、さまざまな楽しみ方ができる。

 静止画の最大撮影サイズは2560×1920ピクセルで、品質はスーパーファイン、ファイン、ノーマル、エコノミーから選択可能。解像度の高い静止画撮影に対応する機種では、保存にかかる時間が気になるところだが、最大サイズのノーマル撮影時にはほとんど待たされることはなかった。

sa_ss01.jpgsa_ss02.jpgPhoto カメラ関連の各種設定。キセノンフラッシュの光量調整には非対応。被写体からの距離は、80センチから1メートルくらいを想定しているという。

sa_ss04.jpgsa_ss05.jpgPhoto

 この端末のカメラ機能で面白いのは、顔認識技術を取り入れている点。顔認識機能をオンにすると、撮影画面の中から人の顔を自動検出し、フォーカスを合わせる仕組みだ。画面に複数の顔がある場合でも、最大10人までの顔を検出できるといい、この場合は撮影したい人の顔が画面の中央にくるようにすることで、フォーカスを合わせられる。

 顔の特徴情報をアドレス帳と紐づけて保存できるのもユニークだ。紐づけることで誰の顔情報なのかが端末内にデータとして保存され、次に同じ人を撮影する際には、顔の検出時に名前が表示される。また、データフォルダ内にある顔写真から通話やメールも可能で、例えば写真を見ているときに、その相手に連絡したくなったらメニューをたどることなく連絡先にアクセスできる。さらに写真は顔情報別に保存されるので、任意の相手の写真も探しやすいという。

 なお、顔認識技術はSamsung電子が独自で開発したものを採用しており、インカメラを使った顔認証にも使われている。

sa_ss07.jpgsa_ss09.jpgPhoto 撮影対象の中から顔を検出したところ(左)。顔情報が端末内にない場合は「不明」と表示され、登録済みの場合は名前が表示される

sa_ss08.jpgsa_ss12.jpgPhoto アドレス帳とのリンクは画像を保存する際に行える(左)。登録すると画像は顔情報別に保存される(中)。画像からメールや通話もできる(右)

端末内の情報をキーワードで検索――「マルチ検索」

 PHOTOS 920SCの新機能で注目なのは、「マルチ検索」機能だ。端末内の情報をキーワードで横断検索する機能で、検索範囲は「電話帳」「メール」「通話履歴」「データフォルダ」「メモ/スケジュール」「メニュー」から任意に選択できる。マルチ検索には、待受画面で左の真ん中のソフトキーを押すことでアクセスできる。

 人の名前をキーワードとして検索すれば、その相手とやりとりしたメールや着信履歴、通話履歴などが検索結果として表示されるので、情報を探す手間を軽減できる。検索時には、必要な情報のみを選んで検索範囲を絞り込むことも可能だ。

sa_ss13.jpgPhoto 新機能のマルチ検索。各種の情報をキーワードベースで横断検索できる

sa_ss15.jpgPhoto 検索ワードは新規入力のほか、よく検索するワードや最近検索したワードからも選べる(左)。カメラと入力して検索した結果(右)

 また、従来機で非対応となっていた「不在着信通知」に対応し、不在時の着信を決定キーの点滅で通知するようになるなど、日本のユーザーに必要な機能をしっかりカバーしている。

sa_ss17.jpgsa_ss18.jpgPhoto 端末の右側面(左)と左側面(中)。充電時には同梱のアダプタが必要(右)

sa_ss20.jpgsa_ss21.jpgPhoto 端末の上部にストラップホール、底面にモノラルスピーカーがある(中)。ヘッドフォンを差せばステレオで音楽を楽しめる。決定キーが不在着信ランプの役割を担う(右)

sa_ss23.jpgsa_ss24.jpgPhoto メニュー画面は3種がプリセットされる

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