写真で解説する「F905i」(2/2 ページ)

» 2007年11月02日 04時17分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
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 メール利用時のフォントサイズは15段階に変更でき、閲覧中には[1]キーと[3]キーで縮小/拡大が可能。普段は小さめのフォントで利用し、揺れる電車の中など文字が見づらい環境では大きめのフォントに切り替えるような使い方ができる。文字入力は「2タッチ」(ポケベル)入力に対応し、“ポケベル入力が必須”というユーザーの期待に応えた。

Photo 左から最小、中間、最大。スケーラブルフォントを採用しているようで、どのサイズでもジャギーや潰れは見られなかった

Photo 横長画面利用時は、PCなみの文字数を表示できる
Photo 文字入力方式には「2タッチ」(ポケベル方式)が追加された。横長画面ではガイド画面が表示される
Photo フルブラウザはフルワイドVGA表示が可能で横表示にも対応。画面はPCモードでITmediaを表示したところ。横表示にすると、かなりPCに近い感覚で利用できる
Photo Yahoo!のトップページをPCモードとケータイモードで表示。ケータイモードでもレイアウトに違和感はない。スクロール時にはサイト全体のどこを表示しているかを確認できる

 ワンセグは録画に対応し、電子番組表からの予約録画も行えるようになった。内蔵メモリとmicroSDに録画でき、microSDへの録画はARIBで規定されたSD-Videoフォーマットに対応しており、録画した番組を他の対応端末でも再生できるようだ。

Photo 録画機能にも対応。FMトランスミッタで音声を送信する事もできる。電子番組表は放送波ではなくインターネットから取得するタイプで、スケジュール機能を利用して予約録画を実行する。試しに他のワンセグケータイで録画した番組を保存したmicorSDを差してみると問題なく認識し、再生可能だった

 横長画面でワンセグを視聴する際の、画面分割表示も進化した。F904iではメール表示のみの対応となっていたが、F905iではiモードやデータフォルダの一覧などもワンセグと同時に表示できるようになった。iモードは縦長画面時と横解像度が同じなので、違和感なく閲覧可能だ。

Photo メールはF904iと同様、ARIBのガイドラインの関係でアドレス帳に送信者が未登録の場合は本文を表示できない。iモードやデータフォルダの一覧表示、iアプリの一覧表示もワンセグと同じ画面上に表示できる。なお、画像の閲覧時やiアプリの利用時には分割画面が一時解除され、ワンセグは音声のみになる。一覧に戻ると再び2分割画面になる

 プライバシーモードは対応する項目が増加し、マイピクチャ、マイドキュメントなどでも配下のフォルダを非表示にできるようになった。ビジネス関連の情報を保護するのにも役立ちそうだ。

Photo プライバシーモードの設定画面。保存できるほとんどの情報をプライバシーモードで保護できるようになった

「F905i」の主なスペック
機種名 F905i
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約50×108×21ミリ
重さ 約138グラム
連続通話時間 約190分(テレビ電話:約110分)
連続待受時間 約505時間(静止時)、約300時間(GSM利用時時)
メインディスプレイ 3.2インチワイドVGA(480×864ピクセル)スーパーファインIPS液晶
サブディスプレイ 0.65インチ(96×30)モノクロSTN
アウトカメラ AF付き有効320万画素CMOS
インカメラ 有効32万画素CMOS
外部メモリ microSD(別売り/最大2Gバイト)
カラーバリエーション ブラック、ホワイト、マゼンタ、ブルー
主な機能 ワンセグ、HSDPA、GPS、2in1、ミュージックプレーヤー(AAC、HE-AAC、Enhanced AAC、WMA)、おサイフケータイ、着うたフル、うたホーダイ、直感ゲーム、きせかえツール、Music&Videoチャネル、フルブラウザ、ドキュメントビューア、WORLD WING(3G+GSM)、指紋認証 ほか



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