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» 2007年11月02日 23時25分 UPDATE

写真で解説する「D905i」(機能編)

ドコモの三菱電機製スライド端末「D905i」は、FOMAハイスピード、国際ローミング(3G/GSM)、ワンセグ、フルワイドVGA、GPSといった905iの共通スペックに、“D”ならではのワンセグ録画/再生機能や翻訳機能などを搭載している。その使い勝手を見ていこう。

[後藤祥子,ITmedia]

 ドコモの三菱電機製端末「D905i」は、FOMAハイスピード(HSDPA)、国際ローミング(3G/GSM)、ワンセグ、フルワイドVGA、GPSといった905iの共通機能に、“D”ならではのワンセグ録画/再生機能や翻訳機能などを搭載したハイエンドFOMA。新機能を中心に、仕様や使い勝手を見ていこう。

sa_doco14.jpgPhoto 大画面スライドボディの「D905i」。内蔵メモリは107Mバイトで、16Mバイトが内蔵メモリへのワンセグ録音用、91Mバイトが共有領域となる。

フルワイドVGA液晶が生きる機能は

 D905iは三菱電機端末として始めてフルワイドVGA液晶を搭載。いつも表に出ている大画面を解像度480×864ピクセルの高精細表示で見ることができる。説明員によれば「ほぼすべての機能がVGA表示に最適化されている」(説明員)といい、フォントも高精細表示対応のものを採用。メニュー項目はこれまでの9つから12に変更された。高精細表示対応は、待受画面で愛嬌を振りまくマチキャラにもおよんでいる。

 フォントサイズには新たに「極小」が追加され、「メール編集/文字入力」の設定項目で極小を選べるようになった。またフォントも、漢字/英数字に「楷書」、ひらがな/カタカナに「はせトッポ」が追加され、ゴシック以外のフォントを選べるようになった。

 ワンセグ視聴中にiモードやメールなどの機能を呼び出して利用する「マルチウィンドウ」も、画面の高解像度化で実現した機能。ワンセグ視聴中に右側面の[TASK]キーを押すと、iモードとメールを呼び出すことができ、ワンセグを表示したままiモードを閲覧したりメールを書いたりできる。

Photo フォントは新たに「楷書」と「はせトッポ」が搭載され、フォントサイズは極小が追加された
Photo 第1階層のメニュー項目は9から12に増加。左がD904i、右がD905i
sa_kd02.jpgsa_kd03.jpgPhoto ワンセグを見ながらiモードやメールを使える「マルチウィンドウ」に対応。マルチウィンドウ利用時は、ワンセグの表示がかなり小さくなる

あいた時間に合わせて録画した番組を試聴――ハイライト再生

 D905iは、前モデルのD904iでは非対応となっていたワンセグ録画に対応。録画/再生機能には、三菱電機のHDD内蔵DVDレコーダー「楽レコ」の技術を使ったハイライト再生が搭載された。

 ハイライト再生で便利なのは、録画した番組の重要なシーンだけをダイジェストで視聴できる点。例えばサッカーの試合を録画した場合、ハイライト再生を利用すれば、試合開始のシーンやゴールシーンといった見どころだけをかいつまんで視聴できるわけだ。

 D905iのハイライト再生は、スポーツモードとミュージックモードが用意される。スポーツ中継などを録画する際にハイライト設定のスポーツモードをオンにすると、番組内の声や歓声などを解析したデータが録画した番組に付加される。このデータが入ったスポーツ系番組の録画データは、視聴する際にハイライトシーンを10段階から選べるようになり、例えば視聴する時間があまりないときには“最も盛り上がったシーンを短い時間で”、通勤時など時間に少し余裕があるときには“ハイライトシーンを少し長めのダイジェストで”というように選べるようになる。

sa_kd06.jpgPhoto ハイライト再生のスポーツモードで録画した番組。左はハイライト度4に設定したところで再生時間は4分31秒、右はハイライト度5に設定したところで再生時間は3分50秒。約32分の番組を空いた時間に合わせて視聴できる

 歌番組の録画時にハイライト設定のミュージックモードをオンにすると、再生時にはトークシーンをカットした楽曲シーンのみを視聴できるようになる。いずれのモードでも、番組自体は全部録画されるので、番組すべてを見ることも可能だ。

 ほかにも録画したドラマなどの視聴時に、本編以外の部分をカットする「オートカット再生」が用意されるなど、録画した番組を効率よく視聴できるよう配慮した機能を搭載している。

 なおハイライト録画は設定を保持することはできず、ハイライト録画する場合にはあらかじめメニューから設定する必要がある。ただ、予約録画設定時もリアルタイム録画時も、メニューから呼び出せるので設定はさほど面倒ではない

レストランの韓国語、中国語メニューを日本語に翻訳

 3GとGSMの国際ローミングに対応したことから、海外利用時に便利に使える「翻訳リーダー」も搭載された。

 翻訳リーダーは、ケータイカメラを利用した翻訳機能で、英語や中国語(簡体字)、韓国語の文字にカメラをかざすと画面に翻訳結果が表示される。英語は辞書に登録されるレベルの単語に対応し、韓国語と中国語はレストランのメニューに対応する。

 翻訳リーダーはメニューの「ステーショナリー」内にあり、「英語」「中国語グルメ編」「韓国語グルメ編」の3種から選べる。起動すると、ディスプレイに読み取り用の枠が表示され、翻訳したい単語をそのエリア内に表示させて決定キーを押すと、翻訳結果が表示される。英語は1つの単語だけでなく、複数の単語を一括で読み取ることも可能だ。

 辞書を本体に内蔵しているため、翻訳結果の表示までにさほど時間はかからず(動画記事参照)、印刷した文字であれば翻訳の精度もかなり高いと説明員。プリセットの「しゃべって翻訳」iアプリとともに、海外旅行時に役立ちそうだ。

  • ↓レストラン韓国語や中国語のメニューにケータイカメラをかざすと、日本語で表示される

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sa_kd08.jpgPhoto 英語は複数の単語を一括で翻訳できる。スピードセレクターで次候補を選べるのが便利だ(左)。訳語の詳細にもアクセスできる(右)

sa_kd10.jpgsa_dk11.jpgPhoto カメラを使った名刺リーダー機能も搭載。取り込んだデータはアドレス帳に登録できる

文字入力、モーションコントロールも進化

 D904iに初搭載されたモーションコントロールも、D905iで進化している。端末を傾けると自動で横表示に切り替わる機能は、フルブラウザやビデオクリップ、ドキュメントビューアに加え、ワンセグやPDFにも対応。また、新たにタップ操作にも対応し、音楽の曲送りや曲戻しを端末側面のダブルタップで行えるようになった。

 文字入力は、新たにポケベル入力やデコメ絵文字の連続入力、絵文字の履歴表示に対応するなど細かい改善が図られた。また新たに、ライフスタイル設定にも対応し、ビジネスシーンとプライベートシーン、平日と週末などで端末の待ち受け画面やマナーモードのオン/オフなどが自動で切り替わるよう設定も可能だ。

sa_kd14.jpgsa_kd15.jpgPhoto ポケベル入力にも対応(左)。デコメ絵文字の連続入力や履歴表示にも対応する(中)。プライバシーモードは指定した人の電話帳情報などを非表示にできる(右)


「D905i」の主なスペック
機種名 D905i
サイズ(幅×高さ×厚さ) 49×110×18.7ミリ
重さ 約132グラム
連続通話時間 約200分(テレビ電話:約110分)
連続待受時間 約530時間(静止時)、約320時間(GSM静止時)
アウトカメラ AF付き有効320万画素CMOS、静止画/動画の手ブレ補正に対応
インカメラ 有効10万画素CMOS
外部メモリ microSD
メインディスプレイ 3.1インチワイドVGA(480×864ピクセル)
サブディスプレイ
ボディカラー シャインブラック、ピンクゴールド、ナチュラルホワイト、オレンジイエロー
主な機能 ワンセグ、FOMAハイスピード(HSDPA)、国際ローミング(3G/GSM)、iチャネル、おサイフケータイ、着うたフル、WMA、うた・ホーダイ、2in1、直感ゲーム、GPS、FMラジオ、FMトランスミッター ほか



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