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» 2007年11月09日 21時45分 UPDATE

PHS販売ランキング(10月29日〜11月4日):もうすぐ「冬“焦”戦」?

最近、毎回珍しく変動があるウィルコムの販売ランキングは今回も小さな変動があった。ただ、先日発表された10月末時点の契約数が大幅純減したのはかなり心配。もうすぐ携帯冬商戦が始まるが、同社にとって厳しい“冬”になってしまうのだろうか。

[岩城俊介,ITmedia]
順位 先週順位 メーカー 製品名
1 2 ケーイーエス 9(nine)(WS009KE)
2 1 東芝 WX320T
3 3 京セラ WX320K
4 4 シャープ Advanced/W-ZERO3[es]
5 5 京セラ WX320KR
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。
photo 9(nine)

 ウィルコムの販売ランキングは、今回も順位が変動した。

 首位は再びケーイーエス製の「9(nine)」(2006年12月発売)が返り咲き、前回1位の東芝製「WX320T」(2007年7月発売)が2位。続いて京セラ製の「WX320K」(2007年7月発売)、シャープ製のスマートフォン「Advanced/W-ZERO3[es]」(2007年7月発売)、に京セラ製の「WX320KR」(2007年9月発売)という結果になった。

 さて、そんな状況の中、7日に電気通信事業者協会が2007年10月末時点の契約数を発表。これによるとウィルコムの契約数は、マイナス2万3100と大幅な純減になってしまった。特に個人ユーザー離れが著しいようで、販売店によると、基本料金の安さとともに家族通話が無料になるプランを用意するソフトバンクモバイルや都市圏のデータ通信ユーザーを中心にイー・モバイルへ変更する例はかなり多いという。

 ただし、持ち帰り0円/月々の端末分割金額と割引額の差を0円とする「実質0円」端末が増えた改訂版W-VALUE SELECTも浸透し始めたほか、学生や教職員、教育機関の法人ユーザーを対象に、Advanced/W-ZERO3[es]を実質0円にする「Advanced/W-ZERO3[es]アカデミックパック」を11月5日に発売。最大通信速度が現行の512kbpsから800kbpsに上がる、IP化対応高度化PHS基地局の量産が12月に始まるなど、暗い話ばかりではない。

 新たな携帯販売方法を導入するドコモやauを軸に、携帯3キャリアの新機種発表も済んだ11月、2007年の携帯冬商戦がいよいよ始まる。それにウィルコムはどう立ち向かうか、いや、立ち向かうというより流出をどう防ぐとともに新規ユーザーを増やすか。同社にとって正念場となる冬ももうすぐ訪れる。


 ウィルコムの直販サイト「ウィルコムストア」で公開されている売れ筋ランキング(2007年11月9日現在)は以下の通り。

  • 1位:Advanced/W-ZERO3[es]
  • 2位:WX320T
  • 3位:WX320K
  • 4位:9(nine)
  • 5位:WX320KR

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